ダマスカス郊外県では、『ハヤート』(12月19日付)などによると、ダーイシュ(イスラーム国)が、カラムーン地方で潜伏活動を続けていた特殊任務旅団司令官のアッラーバ・イドリース中尉を処刑した。
イドリース中尉はシリアでの混乱発生初期にシリア軍を離反した活動家の一人だという。
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クッルナー・シュラカー(12月18日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がバーブ市で、シャーム自由人イスラーム運動創設者の一人でバーブ・イスラーム・ダアワ・ジハード運動指導者のアブー・スライマーン・マンスール氏を処刑した。
マンスール氏は9ヶ月前にダーイシュによって拘束されていた。
クッルナー・シュラカーによると、マンスール氏は、3月に暗殺されたアブー・ハーリド・スーリー氏に近い人物で、シリアで反体制武装集団の活動が活発化した当初から、武装闘争を指導してきた人物だという。
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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)によって処刑されたと思われるシュアイタート部族子息230人の遺体が県内の集団墓地で発見された。
同監視団によると、殺害された230人は、ダーイシュへの忠誠を拒否したために殺害されたという。
またシリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)とシリア軍がダイル・ザウル航空基地周辺で交戦、ダーイシュが同基地周辺のシリア軍拠点複数カ所を奪還した。
ARA News(12月18日付)によると、ダーイシュはまた、これまでのダイル・ザウル航空基地周辺での戦闘で捕捉したシリア軍兵士のうち6人を処刑した。
一方、SANA(12月18日付)によると、ブー・ウマル村、ジャフラ村、マリーイーヤ村、ムーハサン市、シューラー村、ダイル・ザウル市フワイジャト・サクル地区、フワイジャト・マリーイーヤ地区で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ラッカ県では、ARA News(12月18日付)によると、ラッカ市でダーイシュ(イスラーム国)がクルド人青年1年を、アッラーを冒涜したとの罪で処刑した。
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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ラアス・アイン市郊外のマナージール地区で、西クルディスタン移行期民政局がダーイシュ(イスラーム国)の拠点を砲撃、交戦した。
一方、ARA News(12月18日付)によると、シリア軍はハサカ市南西部郊外一帯のダーイシュ(イスラーム国)拠点を砲撃した。
またハサカ市内の法学部キャンパスに近い治安厳戒地区で、シリア軍のムハンマド・ハッドゥール少将の車列を狙った爆発が発生した。
少将らは無事だった。
またミールビーヤ村一帯で、シリア軍、国防隊がダーイシュと交戦した。
他方、SANA(12月18日付)によると、シャビーブ村、ミールビーヤ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
このほか、ルダーウ・チャンネル(12月18日付)によると、カーミシュリー市・タッル・ハミース市間の国際幹線道路で、同チャンネルの特派員とカメラマンが、ダーイシュ(イスラーム国)によって拉致された。
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アレッポ県では、ARA News(12月18日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)戦闘員がトルコ領内からアイン・アラブ市東部のカラ・ムーグ村に向かって発砲し、女性1人が負傷した。
またアイン・アラブ市では、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がダーイシュとの交戦を続けた。
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ヒムス県では、SANA(12月18日付)によると、ジャズル・ガス採掘所一帯で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
AFP, December 18, 2014、AP, December 18, 2014、ARA News, December 18, 2014、Champress, December 18, 2014、al-Hayat, December 19, 2014、Kull-na Shuraka’, December 18, 2014、al-Mada Press, December 18, 2014、Naharnet, December 18, 2014、NNA, December 18, 2014、Reuters, December 18, 2014、Rudaw, December 18, 2014、SANA, December 18, 2014、UPI, December 18, 2014などをもとに作成。
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