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カーミシュリー県では、シリア革命総合委員会の軍事評議会が声明を出し、カーミシュリー市の「解放作戦」を開始し、同市の空港と第154中隊基地に近い複数の戦略的地点を制圧したと発表した。
シリア人権監視団によると、反体制武装集団がカーミシュリー市南部に位置するタラーティブ市で軍と交戦、同市を制圧した。
一方、軍は、反体制武装集団が展開するカーミシュリー市郊外のザバーナ市とウワイジャ地区を攻撃、またカーミシュリー市南部内のザフラー学校近くを砲撃した。
民主統一党人広報局によると、市内に迫撃砲弾が3発着弾したが、負傷者は出なかった。
なお、クルドオンライン(4月12日付)は、戦闘に関して、軍とシャームの民のヌスラ戦線戦闘員が交戦している、と報じた。
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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル市ハミーディーヤ地区が軍の砲撃を受けた。
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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ラッカ市の複数カ所が軍の空爆を受けた。
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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、タッル・ナビー市で軍と反体制武装集団が交戦した。
またクサイル市での砲撃により、子供2人が死亡、ヒムス市ワアル地区での車に仕掛けられた爆弾が爆発した。
一方、『サウラ』(4月13日付)によると、ヒムス市ワアル地区、ハミーディーヤ地区、ジャウラト・シヤーフ地区、バーブ・フード地区、アルジューン市、ダール・カビーラ村、ラスタン市、タルビーサ市、ガジャル村、クサイル市、カフルラーハー市、東ブワイダ市などで、軍が反体制武装集団に対する特殊作戦を行い、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
またレバノン領からタッルカラフ地域への潜入を試みた反体制武装集団を軍が撃退した。
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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ヒーシュ村で軍と反体制武装集団が交戦し、サラーキブ市、マアッラト・ヌウマーン市などが砲撃を受けた。
一方、『サウラ』(4月13日付)によると、マアッラト・ヌウマーン市、マアッラト・ディブスィー市、マジュダリヤー村、カフルウマイム市、ジャルジャナーズ町、マアッラトミスリーン市、ビンニシュ市、サラーキブ市、ナイラブ村、クマイナース村、ブカフルーン市、クーリーン市、ジスル・シュグール市郊外などで、軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アターリブ市、アナダーン市、サフィーラ市、マンナグ航空基地周辺などが軍の砲撃を受け、ハンダラート・キャンプ近郊のキンディー大学病院などでの戦闘で反体制武装集団6人を含む8人が死亡した。
これに対して、反体制武装集団は、クワイリス航空基地周辺などを砲撃した。
またアレッポ市シャイフ・マクスード地区などでの戦闘で、反体制武装集団の戦闘員2人が死亡し、バニー・ザイド地区などが砲撃を受けた。
一方、アレッポ市郊外で、反体制武装集団の戦闘員4人と国防省施設に勤める兵士2人の「捕虜交換」が行われた。
他方、『サウラ』(4月13日付)によると、マンナグ村、アルカミーヤ村、マッルアナーズ市、アイン・ダクナ村、カフルハーシル村、ムスリミーヤ街道、アレッポ中央刑務所周辺、ハンダラート・キャンプ、マンスーラ村、クワイリス市、ラスム・アッブード村などで、軍が反体制武装集団に対する特殊作戦を行い、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
またアレッポ市では、シュカイイフ地区、ジャンドゥール交差点、ブスターン・カスル地区、ライラムーン地区などで、軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ダルアー県では、ダーイル町、ヌアイマ村などが軍の空爆を受けた。
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ダマスカス郊外県では、『サウラ』(4月13日付)によると、ズィヤービーヤ町、バフダリーヤ村、フサイニーヤ町、ダーライヤー市、リーハーン農場郊外、ウタイバ村、ナブク市などで、軍が反体制武装集団に対する特殊作戦を行い、外国人戦闘員を含む複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
またサイイダ・ザイナブ町では、反体制武装集団がイランのハバル・チャンネルのモフセン・ハッザーイー特派員を狙撃、同特派員は負傷した。
このほか、武装集団がズバイナ市を迫撃砲で攻撃した。
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ダマスカス県では、『サウラ』(4月13日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団に対する特殊作戦を行い、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ハマー県では、『サウラ』(4月13日付)によると、ハマー市ジャラージマ地区のモスク近くで、軍が反体制武装集団と交戦し、戦闘員を殲滅した。
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シリア人権監視団などによると、「シリアは分裂する以上に強力だ」と銘打たれたデモが、アレッポ県アレッポ市スッカリー地区、マイサル地区、ブスターン・カスル地区、カーティルジー地区、ダマスカス郊外県アルバイン市、サクバー市、ドゥーマー市、ダルアー県ヒルバト・ガザーラ町、イドリブ県ザーウィヤ山の村々、カフルナブル市などで行われ、シリア統合、国民の自由、体制打倒が叫ばれた。
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これに対して、『サウラ』(4月13日付)によると、ダマスカス郊外県ドゥーマー市で学生ら数十人が、武装テロ集団の退去を求めるデモを行った。
シリア・イスラーム解放戦線は声明を出し、「我々はシリアにおいて、宗派主義体制へのジハードを宣言したとき、アッラーの言葉を高めるべく戦いを始めたのであり、ここそこの男に忠誠を誓うためではない。我々は同胞であるムジャーヒドゥーンや国民に嘘は言わない…。国民の意思を越えるような何ものも国民に押しつけることはない」と述べ、シャームの民のヌスラ戦線によるアイマン・ザワーヒリーへの忠誠宣言を拒否した。
また、イラク・シャーム・イスラーム国樹立に関して、「我々のジハードの現場から遠く、我々の現実や革命の利益を理解していない者の狭量な党派的方法に驚きの念を表明する…。彼らは我々に相談なく、国家、体制、そしてメディアを通じてしか…聞いたことのない指導者を作ろうとしている」と非難した。
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シリア・ムスリム同胞団は声明を出し、シリア国内でいかなる武装集団も持っておらず、またそうした組織を結成する意思もない、と述べた。
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シリア革命反体制勢力国民連立のガッサーン・ヒートゥー暫定政府首班は、『タイムズ』(4月12日付)のインタビューに応じ、そのなかで西側諸国に対して対戦車、対空兵器の供与を求めた。
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クルド最高委員会の指導者の一人は、クッルナー・シュラカー(4月12日付)に対して、委員会の活動が1ヶ月前から完全に麻痺していると述べた。
イスラエル軍は声明を出し、ゴラン高原のイスラエル占領地とUNDOFが展開する非武装地帯の境界に設置してある防御フェンス沿いに展開するイスラエル軍兵士に向かってシリア領内から迫撃砲が発射されたとしたうえで、イスラエル軍が発射地点に向かって迫撃砲で反撃した、と発表した。
イスラエル軍側に死傷者はなく、反撃については国連に報告したという。
AFP(4月12日付)が報じた。
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バラク・オバマ米大統領はホワイトハウスで国連の潘基文事務総長と会談した。
会談後、オバマ大統領はシリア情勢に関して「人道状況はさらに悪化し…、岐路に立たされている…。我々にとって重要なのは、すべてのシリア人の権利を尊重するような政治的転換に至ることだ」と述べた。
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バラク・オバマ米大統領は、シリア革命反体制勢力国民連立と自由シリア軍参謀委員会に対して1,000万ドル相当の医療・食糧支援を行うことを決定した。
米国家安全保障会議(NSC)のケイリトン・ヘイデン報道官が発表した。
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ロバート・フォード駐シリア米大使(本国召還中)は上院外交委員会で証言し、イランがアサド政権による「宗派民兵」の結成、ヒズブッラーやイラク人戦闘員の参戦を支援しているとしたうえで、その姿勢を「悪質だ」と非難した。
フォード大使は、「アレッポに残留するシリア軍とともにいる民兵、イラン人、ヒズブッラーが現地での役割」を増していると指摘しつつ、「イラン人の支援にもかかわらず、シリア政府は反体制武装集団の前進を食い止めることはできないだろう」と述べた。
しかしフォード大使は、「交渉による関係正常化が危機を終わらせる唯一の方法だ」と強調した。
そのうえで反体制勢力がアラウィー派と接触する必要があると述べ、「反体制派の間で、穏健派とアル=カーイダが競い合っている。我々は穏健派を支援しなければならない」と述べた。
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フランス外務省報道官は、フランス政府がシャームの民のヌスラ戦線のテロ組織への指定を検討しているとしたうえで、国連安保理各国およびシリア革命反体制勢力国民連立とこの問題について協議していると語った。
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オーストリアのミヒャエル・シュピンデレッガー外務大臣は、ゴラン高原のUNDOFオーストリア軍部隊を視察し、「可能な限り長期間、(ゴラン高原に)とどまることを決定した」と述べた。
AFP, April 12, 2013、Akhbar al-Sharq, April 12, 2013、al-Hayat, April 13, 2013、Kull-na Shuraka’, April 12, 2013、Kurdonline, April 12, 2013、Naharnet, April 12, 2013、Reuters, April 12, 2013、SANA, April 12, 2013、al-Thawra, April 13, 2013、The Times, April 12, 2013、UPI, April 12, 2013などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
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