ダマスカス郊外県では、ARA News(1月3日付)などによると、シャームの民のヌスラ戦線がフライタ村郊外無人地帯にあるヒズブッラー戦闘員の拠点複数カ所を襲撃(夜襲)した。
レバノンの複数のメディアによると、これにより、ヒズブッラー戦闘員5人とヌスラ戦線戦闘員6人が死亡した。
ヌスラ戦線はツイッターを通じて、この夜襲でヒズブッラー戦闘員が駐留するマスルーブ検問所を制圧したと発表した。
しかしマナール(1月3日付)は、「(ヌスラ戦線の)砲撃がフライタのマルスーブ検問所に対して行われたが、ヌスラ戦線の攻撃は意表を突くものではなかった」と伝えた。
また「戦闘は4時間続いたが…、ヒルバト・ミーラ、ワーディー・マルタビーヤのヌスラ戦線拠点へのシリア軍の空爆を受け、最終的には戦闘員はタッル・ハリーク方面に撤退した」と付言した。
なお1月1日、同地ではダーイシュ(イスラーム国)と「自由シリア軍」を名のる武装集団が同様の攻撃を行っている(http://syriaarabspring.info/wp/?p=16588)。
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同じくダマスカス郊外県では、SANA(1月3日付)によると、バイト・ジン村周辺で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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クナイトラ県では、SANA(1月3日付)によると、ウンム・バーティナ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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イドリブ県では、SANA(1月3日付)によると、ハッルーズ村、アイン・バーリダ村、下カスタン村、マルイヤーン村、タッル・サラムー村、アイン・マールティーン村、フーティー村、アブー・ズフール町で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ヒムス県では、SANA(1月3日付)によると、ヒムス市ワアル地区、ウンク・ハワー村、ムシャイリファ村、スルターニーヤ村、西サラーム村、タルファーウィー村、アブー・アラーヤー村、アブー・ハワーディード村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ダルアー県では、SANA(1月3日付)によると、ガズラーン農場、アトマーン村、ダルアー市各所、ダーイル町、ヌアイマ村、イブタア町、ズィムリーン村、インヒル市、ラジャート高原で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ヤルムーク軍、ムウタッズ・ビッラー旅団、ハウラーン大隊タウヒード旅団、サッディク・ワアド・フ運動、ジャウラーン自由人運動の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
AFP, January 3, 2015、AP, January 3, 2015、ARA News, January 3, 2015、Champress, January 3, 2015、al-Hayat, January 4, 2015、Iraqi News, January 3, 2015、Kull-na Shuraka’, January 3, 2015、al-Mada Press, January 3, 2015、Naharnet, January 3, 2015、NNA, January 3, 2015、Qanat al-Manar, January 3, 2015、Reuters, January 3, 2015、SANA, January 3, 2015、UPI, January 3, 2015などをもとに作成。
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