シリア国内の暴力:アレッポ市内でも、YPG、ジハード主義者がシリア軍、国防隊と交戦(2015年1月20日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市アシュラフィーヤ地区(シリア政府支配地域)に対して、ジハード主義武装集団が砲撃を行ったのを受け、シリア軍、国防隊が、ジハード主義武装集団、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊と交戦した。

アレッポ市スライマーン・ハラビー地区、カルム・ジャバル地区でも、シリア軍、国防隊がジハード主義武装集団と交戦、ジハード主義武装集団はカルム・タッラーブ地区(シリア政府支配地域)を砲撃し、シリア軍兵士2人が死亡した。

これに対して、シリア軍はブライジュ村一帯、アレッポ市マサーキン・ハナーヌー地区に対して「樽爆弾」を投下した。

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イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(1月20日付)によると、「ウラマー委員会」と称する組織が、ザーウィヤ山のハフサルジャ村で、女性1人を「売春汚職」罪で処刑、その映像を公開した。

ザーウィヤ山はシャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動が掌握しているが、これらの組織と「ウラマー委員会」の関係は不明。

またシリア人権監視団によると、サラーキブ市、シャイフ・ムスタファー村をシリア軍が空爆し、子供1人を含む11人が死亡した。

シリア軍はまたヒザーリーン村を空爆し、男性1人が死亡したほか、ハーン・シャイフ・キャンプ、タマーニア町に「樽爆弾」を投下した。

一方、SANA(1月20日付)によると、下カスタン村、ハッルーズ村、アンカーウィー村、ハーッジ・ハンムード農場、タイイバート村、カンスフラ村、アブー・ズフール町一帯、アルマナーズ市で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がカフルズィーター市各所を空爆、ラターミナ待ち、ハウワーシュ村などに「樽爆弾」を投下した。

またアカーリブ村周辺で、シリア軍、国防隊がジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(1月20日付)によると、中カスタル村、南カスタル村、ザカート村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアルバイン市各所を砲撃し、子供1人、女性3人を含む7人が死亡した。

一方、SANA(1月20日付)によると、ハズラジーヤ農場、カラムーン地方無人地帯、カナーキル村、ハーン・シャイフ・キャンプ郊外で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ジャウバル区で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、クルド山に近い一帯をシリア軍が「樽爆弾」で空爆した。

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ダルアー県では、SANA(1月20日付)によると、ダルアー市マンシヤ地区、ダム街道地区、ダイル・アダス村、ムザイリーブ町で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャーム・ムジャーヒディーン運動、ハムザ師団、ウンマ殉教者旅団などシャームの民のヌスラ戦線所属集団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(1月20日付)によると、マスハラ村、ハミーディーヤ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, January 20, 2015、AP, January 20, 2015、ARA News, January 20, 2015、Champress, January 20, 2015、al-Hayat, January 21, 2015、Iraqi News, January 20, 2015、Kull-na Shuraka’, January 20, 2015、al-Mada Press, January 20, 2015、Naharnet, January 20, 2015、NNA, January 20, 2015、Reuters, January 20, 2015、SANA, January 20, 2015、UPI, January 20, 2015などをもとに作成。

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