アレッポ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が、アイン・アラブ市での4ヶ月におよぶダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、同市をほぼ完全に奪還した。
ダーイシュは同市東部から市外に撤退、市内にはダーイシュ戦闘員はいない、という。
撤退に先立ち、人民防衛隊は、市内におけるダーイシュの最後の拠点だったカーニー・アラバーン地区を制圧していた。
また米国など有志連合は、アイン・アラブ市一帯のダーイシュ拠点などに対して17回にわたって空爆した。
有志連合は同地を含むシリア、イラク領内のダーイシュ拠点を21回にわたって空爆したという。
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ARA News(1月26日付)などによると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊によるアイン・アラブ市奪還を受け、ハサカ県のハサカ市、アフリーン市、マーリキーヤ市などでは、住民らが街頭に出てアイン・アラブ市解放を祝った。
AFP, January 26, 2015、AP, January 26, 2015、ARA News, January 26, 2015、Champress, January 26, 2015、al-Hayat, January 27, 2015、Iraqi News, January 26, 2015、Kull-na Shuraka’, January 26, 2015、al-Mada Press, January 26, 2015、Naharnet, January 26, 2015、NNA, January 26, 2015、Reuters, January 26, 2015、SANA, January 26, 2015、UPI, January 26, 2015などをもとに作成。
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