ダーイシュ(イスラーム国)によるヨルダン軍パイロット殺害へのシリアの反体制派の反応(2015年2月4日)

シリア革命反体制勢力国民連立のハーリド・ハウジャ代表は、ダーイシュ(イスラーム国)によるヨルダン軍パイロット、ムアーッズ・カサースィバ中尉殺害に関して、アサド政権とダーイシュの打倒を進めるべきだと表明した。

ハウジャ代表は、カサースィバ中尉の死に哀悼の意を示しつつ、「この蛮行に異議を唱えるのであれば…、私は、世界の諸国民、政府に対して、(アサド)政権とその継息子であるダーイシュの双方のテロによるシリア国民の苦しみを解消するため、シリア国民を支援するよう呼びかけたい」と述べた。

ハウジャ代表はまた、米国など有志連合による空爆に関して「シリアの反体制勢力との調整、(アサド政権)とダーイシュの双方と戦う自由シリア軍への支援・強化なくしては、テロを根絶できない」と付言した。

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自由シリア軍南部戦線は声明を出し、ダーイシュ(イスラーム国)によるヨルダン軍パイロットのムアーッズ・カサースィバ中尉殺害に関して、遺族に弔意を示した。

AFP, February 4, 2015、AP, February 4, 2015、ARA News, February 4, 2015、Champress, February 4, 2015、al-Hayat, February 5, 2015、Iraqi News, February 4, 2015、Kull-na Shuraka’, February 4, 2015、al-Mada Press, February 4, 2015、Naharnet, February 4, 2015、NNA, February 4, 2015、Reuters, February 4, 2015、SANA, February 4, 2015、UPI, February 4, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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