シリア人権監視団は、2015年に入って以降、ダーイシュ(イスラーム国)がシリア国内で捕虜50人を処刑した、と発表した。
同監視団によると、2015年に入って以降、シリア国内各所で捕虜・人質75人(女性4人、外国人7人を含む)が処刑されたという。
うちダーイシュによる処刑は50人、フライターン裁判所による処刑は6人、アブー・アマーラ特殊任務中隊およびアレッポシャリーア法廷による処刑は6人、シャームの民のヌスラ戦線による処刑は4人、アレッポ治安機構による処刑は4人、イスラーム主義武装集団による処刑は2人、タルビーサ市および郊外シャリーア法廷が1人、国民抵抗運動(ハムウ、親政権)による処刑は1人、だという。
なおこれに先立って、シリア人権ネットワークは3日、2014年1月の1ヶ月間で、シリア軍による「虐殺」で241人(うち子供36人)が死亡したと発表した。
AFP, February 4, 2015、AP, February 4, 2015、ARA News, February 4, 2015、Champress, February 4, 2015、al-Hayat, February 5, 2015、Iraqi News, February 4, 2015、Kull-na Shuraka’, February 4, 2015、al-Mada Press, February 4, 2015、Naharnet, February 4, 2015、NNA, February 4, 2015、Reuters, February 4, 2015、SANA, February 4, 2015、UPI, February 4, 2015などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
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