ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣は記者会見で、「デミストゥラ氏のイニシアチブは基本的にアレッポ市郊外ではなく、アレッポ市に注がれてきた」と述べるとともに、「我々はアレッポ(県)の統合とアレッポ市の安定を実現し、同地に日常生活を取り戻すための合意を実行したい」と強調した。
そのうえで「デミストゥラ氏には自身のプランに関する新たなアイデアがある。我々は彼に耳を傾ける用意がある」と付言した。
ムアッリム外務在外居住者大臣はさらに「優先事項はテロとの戦いであり、政治解決にいたる手段としての国内における和解の実施である。テロの源泉を枯渇させ、シリア人どうしの対話を確たるものとすることを最優先課題とするすべてのイニシアチブにシリアは応えたい」と述べた。
一方、ダーイシュ(イスラーム国)によるヨルダン軍パイロットのムアーッズ・カサースィバ中尉殺害に関して、「明確に述べたい。我々は主権を守りたいと切実に考えている。誰であれ、ダーイシュと戦うために介入し、我々の主権を侵犯することを我々は許さない」と強調した。
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一方、ワリード・ムアッリム外務在外居住者省はイランのアーラム・チャンネル(2月9日付)に、レバノンのヒズブッラーの参戦に関して「テロとの戦いへのヒズブッラーの参加は賢明な決定だ」と述べた。
AFP, February 9, 2015、‘Alam News Network, February 9, 2015、AP, February 9, 2015、ARA News, February 9, 2015、Champress, February 9, 2015、al-Hayat, February 10, 2015、Iraqi News, February 9, 2015、Kull-na Shuraka’, February 9, 2015、al-Mada Press, February 9, 2015、Naharnet, February 9, 2015、NNA, February 9, 2015、Reuters, February 9, 2015、SANA, February 9, 2015、UPI, February 9, 2015などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
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