カーミシュリー市でシリア治安当局が「誤って検問所を通過しようとした」スウェーデン人フリーランス記者を拘束(2015年2月20日)

ARA News(2月21日付)は、シリアの治安当局(総合情報部)が2月15日、ハサカ県カーミシュリー市内の検問所を「誤って通過しようとした」スウェーデン人のフリーランス記者のヨアキム・メディン(Joakim Medin)氏を拘束したと伝えた。

シリア治安当局はメディン氏とともに、通訳をしていた自由報道連合のサブリー・ウマル氏も拘束したという。

自由報道連合は西クルディスタン移行期民政局所轄の組織。

カーミシュリー市はシリア政府の支配下にある一方、西クルディスタン移行期民政局などクルド民族主義勢力が拠点を構えており、メディン氏は西クルディスタン移行期民政局の取材許可を得ていたが、シリア治安当局の取材許可は得ていなかった。

ARA News, February 21, 2015をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

SyriaArabSpring

Recent Posts