シリア国民連合代表がサウジアラビアを公式訪問(2015年2月23日)

シリア革命反体制勢力国民連立のハーリド・ハウジャ代表はサウジアラビアを公式訪問し、同国政府高官らと会談し、シリア情勢の進捗に関して意見を交わした。

会談に関して、ハウジャ代表は「高官らは我々に対して、シリア国民を支援すると述べた。イランによるシリア占領が明らかになった今、我々とサウジアラビアの間の門戸が開かれていた状態であることを望む」と述べた。

また、米国による「穏健な反体制派」への教練に関しては「今回の訪問でこの問題に立ち入ることはなかった。だが、我々はサウジ側に対して、米国防総省の監督下での反体制派教練に関する…我々と米国との対話の結果を知らせた…。次の段階は、政治的であれ、軍事的であれ、さらなる反体制派の支援がなされるだろう」と述べた。

一方、ダーイシュ(イスラーム国)については「根源を絶たなければ、ダーイシュは殲滅できない…。その根源とは、ダーイシュを育むシリアの諜報機関だ」と持論を展開した。

AFP, February 23, 2015、AP, February 23, 2015、ARA News, February 23, 2015、Champress, February 23, 2015、al-Hayat, February 24, 2015、Iraqi News, February 23, 2015、Kull-na Shuraka’, February 23, 2015、al-Mada Press, February 23, 2015、Naharnet, February 23, 2015、NNA, February 23, 2015、Reuters, February 23, 2015、SANA, February 23, 2015、UPI, February 23, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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