民主的変革諸勢力国民委員会とシリア革命反体制勢力国民連立の代表が、反体制派の活動統合と統一ヴィジョン策定のため、パリで会合を開いた。
AKI(2月25日付)によると、シリア革命反体制勢力国民連立は、この会合で、ジュネーブ合意が定める政治プロセスの実施、政権交代と政治的多元主義などを保証する民主的文民体制の樹立を目的としたシリア政府との交渉を骨子とする政治的解決に向けた行程表案に関して合意に達したことを明らかにした。
しかし、民主的変革諸勢力国民調整委員会執行部は声明を出し、1月のカイロ声明、反体制派統合を完了させるために4月に予定されているカイロでの会合などについて最終合意がなされていない、と発表、シリア革命反体制勢力国民連立の主張を否定した。
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なお、シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、ハーリド・ハウジャ代表がスタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表とイスタンブールで会談し、アレッポ市での「戦闘中止」イニシアチブについて協議した、と発表した。
AFP, February 25, 2015、AKI, February 25, 2015、AP, February 25, 2015、ARA News, February 25, 2015、Champress, February 25, 2015、al-Hayat, February 26, 2015、Iraqi News, February 25, 2015、Kull-na Shuraka’, February 25, 2015、February 26, 2015、al-Mada Press, February 25, 2015、Naharnet, February 25, 2015、NNA, February 25, 2015、Reuters, February 25, 2015、SANA, February 25, 2015、UPI, February 25, 2015などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
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