『ハヤート』(3月4日付)は、信頼できる消息筋の話として、1月下旬のカイロでの反体制政治組織代表らによる会合で設置が決定された「シリア国民大会」準備委員会の使節団がロシアの首都モスクワを先週、訪問していた、と伝えた。
使節団はロシア外務省の招聘によりモスクワを訪問、ミハイル・ボグダノフ外務副大臣らと会談した。
使節団は、民主的変革諸勢力国民調整委員会前渉外局長で、反体制活動家・離反兵とともに結成した新組織「カフム」の代表を務めるハイサム・マンナーア氏を団長とし、2月に行われた「モスクワ1」に続くシリア政府と反体制派の和平交渉、通称「モスクワ2」に向けて意見の調整を行ったという。
なお1月のカイロでの会合は、「モスクワ1」の準備会合として位置づけられ、国内で活動する民主的変革諸勢力国民調整委員会、シリア国家建設潮流のほか、トルコや欧米諸国が支援するシリア革命反体制勢力国民連立が参加した。
AFP, March 3, 2015、AP, March 3, 2015、ARA News, March 3, 2015、Champress, March 3, 2015、al-Hayat, March 4, 2015、Iraqi News, March 3, 2015、Kull-na Shuraka’, March 3, 2015、al-Mada Press, March 3, 2015、Naharnet, March 3, 2015、NNA, March 3, 2015、Reuters, March 3, 2015、SANA, March 3, 2015、UPI, March 3, 2015などをもとに作成。
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