「モスクワ2」(シリア政府と反体制派の和平交渉)に向け始動(2015年3月16日)

『ハヤート』(3月17日付)は、ロシア外務省がシリア政府と反体制派の和平交渉「モスクワ2」の開催(4月6~9日予定)に向けて、反体制派への招聘状の送付を開始した、と報じた。

複数の消息筋によると、「モスクワ2」には、30人の反体制派指導者の招聘が予定されており、シリア革命反体制勢力国民連立のハーリド・ハウジャ議長、民主的変革諸勢力国民調整委員会のハサン・アブドゥルアズィーム代表、解放変革人民戦線のカドリー・ジャミール代表(前副首相)らを反体制組織代表として、アフマド・ムアーッズ・ハティーブ氏、アフマド・ウワイヤーン・ジャルバー氏、ミシェル・キールー氏、シリア国民建設潮流のルワイユ・フサイン代表、西クルディスタン移行期民政局代表、ハイサム・マンナーア氏(「カフム」の代表)、サミール・アティーヤ氏(国民呼びかけフォーラム)、ハーリド・マハーミード氏(ビジネスマン)らを個人として招聘する予定だという。

また「モスクワ2」には、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表も参加が予定されているという。

AFP, March 16, 2015、AP, March 16, 2015、ARA News, March 16, 2015、Champress, March 16, 2015、al-Hayat, March 17, 2015、Iraqi News, March 16, 2015、Kull-na Shuraka’, March 16, 2015、al-Mada Press, March 16, 2015、Naharnet, March 16, 2015、NNA, March 16, 2015、Reuters, March 16, 2015、SANA, March 16, 2015、UPI, March 16, 2015などをもとに作成。

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