クッルナー・シュラカー(3月25日付)は、ハサカ青年連合のアブー・ウマル・ハサカーウィーを名乗る活動家の話として、ハサカ市の国防隊幹部多数が「民主統一党を満足させるため」に解任された、と伝えた。
ハサカーウィー氏によると、解任された幹部のなかには、ハサカ市の国防隊を創設したバッサーム・アルサーン氏も含まれており、同氏は首都ダマスカスに異動となり、後任の国防隊司令官にはウダイ・ガディール氏が任命されたという。
またハサカ市の司令官を務めてきた共和国護衛隊のムハンマド・ハゥドゥール少将も、東部地区第17師団長に異動となり、後任にはハサン・ムハンマド准将が任命されたという。
ハサカーウィー氏によると、アルサーン氏やハッドゥール准将の解任は、1月のハサカ市での国防隊と西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊との衝突後に、民主統一党がアリー・マムルーク国民安全保障会議議長に対して要請されており、今回の人事異動はこれに応えた動きと見られるという。
AFP, March 25, 2015、AP, March 25, 2015、ARA News, March 25, 2015、Champress, March 25, 2015、al-Hayat, March 26, 2015、Iraqi News, March 25, 2015、Kull-na Shuraka’, March 25, 2015、al-Mada Press, March 25, 2015、Naharnet, March 25, 2015、NNA, March 25, 2015、Reuters, March 25, 2015、SANA, March 25, 2015、UPI, March 25, 2015などをもとに作成。
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