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2012年10月に自由シリア軍を名乗る武装集団によって拉致されたウクライナ人女性記者のアンハル・コシュネヴァ氏が逃走に成功し、ダマスカス県内の安全な場所に避難した。
AP(3月11日付)などが報じた。
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ダマスカス県では、SANA(3月11日付)によると、バーブ・シャルキー地区に反体制武装集団が発射した迫撃砲が複数発着弾し、市民3人が死亡、複数が負傷した。
迫撃砲は、ドゥワイラア通りの商店街の裏、ハーラト・マサクの民家、そしてサッカーの試合(バーニヤース精製所対ウマイヤ)が行われていたティシュリーン競技場に着弾した。
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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市バーブ・アムル地区に対して軍が空爆を加えた。
一方、SANA(3月11日付)によると、クサイル市、ジュースィーヤ村、アイン・フサイン村、ダミーナ村、ダール・カビーラ村、ガントゥー市、ハーリディーヤ村、ガースィビーヤト・ナイーム村、バルーザ村、ハーウィーク村などで、軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
またヒムス市では、バーブ・アムル地区に潜入した反体制武装集団と軍が交戦し、複数の戦闘員を殺傷した。軍は現在も潜入した武装集団の掃討を継続中だという。
このほか、軍は、ヒムス市バーブ・フード地区で反体制武装集団の拠点、地下トンネルなどを発見し、破壊、同地区およびカラム・シムシム地区などで反体制武装集団と交戦した。
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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ラッカ市に対して軍が空爆を加えた。
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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ハーミディーヤ航空基地、ワーディー・ダイフ軍事基地への兵站路を確保するため、ヒーシュ村周辺に対して軍が空爆・砲撃を加えた。
一方、SANA(3月11日付)によると、ラーミー村、マルイヤーン村、アルマナーズ市などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線メンバーを含む複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ダマスカス郊外県では、SANA(3月11日付)によると、ダーライヤー市、フジャイラ村、バフダリーヤ村などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
一方、クッルナー・シュラカー(3月11日付)は、反体制武装集団がハーン・シャイフ・キャンプの第137大隊本部を制圧し、キャンプに近い第68旅団本部に向かって進軍を続けた、と報じた。
これを受け、軍はハーン・シャイフおよび近隣の農村に激しい砲撃を加えたという。
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アレッポ県では、SANA(3月11日付)によると、ハーン・アサル村郊外、マンナグ村および郊外、マンスーラ村、ジブリーン市、バウワービーヤ市、ジスル・アッサーン村、アズィーザ市、バヤーヌーン町、カフルハムラ村、クワイリス市などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
またアレッポ市では、カルム・ジャズマーティー地区、マサーキン・ハナーヌー地区、ブスターン・カスル地区、カッラーサ地区などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ダイル・ザウル県では、SANA(3月11日付)によると、ダイル・ザウル市のラシーディーヤ地区、旧空港地区などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線メンバーなど、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ダルアー県では、SANA(3月11日付)によると、ダルアー市、マアルバ町、ジャムラ村で軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
『ディヤール』(3月11日付)は、ラーミー・マフルーフが滞在先のベラルーシからレバノンのベイルート国際空港に到着、その後陸路でダマスカス県に戻ったと報じた。
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『イクティサーディー』(3月11日付)は、ラーミー・マフルーフがシリアテル社のすべての持ち株をラーマーク社に譲渡した、と報じた。
譲渡は、シリアテル社の配当金を人道活動に活用するためだという。
ロシア訪問中の民主的変革諸勢力国民調整委員会のハイサム・マンナーア在外局長はモスクワでロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣と会談した。
『ハヤート』(3月12日付)によると、会談冒頭で、ラブロフ外務大臣は、「シリアの反体制勢力を支援する外国の資金提供者の多くが、対話の開始と暴力停止を妨害している」と警鐘を鳴らした。
また民主的変革諸勢力国民調整委員会のジュネーブでの大会開催と対話に向けた動きを「建設的なステップ」と高く評価し、「シリア政府は対話開始に関する考え方を発表した。我々はこの二つのプロセスの統合に努力したい」と述べた。
一方、マンナーア在外局長は、シリアの反体制勢力が「政府との対話を行うための共通の基盤の構築」を行う必要があると述べ、2012年6月のジュネーブ合意に依拠する必要を強調する「ロシアと多くの共通点」があると指摘した。
またシリア革命反体制勢力国民連立の活動については、「イスタンブールの計略は連立内でさえも合意を得ていない」と述べ、暫定政府発足の延期を繰り返すその姿勢を批判した。
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シリア・クルド国民評議会は声明を出し、「シリアのクルド人」に対してカーミシュリーの春(2004年)の犠牲者を追悼するため、自宅や店舗のバルコニーや街路にろうそくを灯すよう呼びかけた。
また同声明では、イラク・クルディスタン地域のエルビルで12日に「平和的デモ」を行うと発表、クルド人に参加を呼びかけた。
NNA(March 11, 2013)は、サイダー県のアイン・フルワ・パレスチナ難民キャンプで、ファタハ・イスラームの指導者の一人ビラール・バドルが何者かに狙撃され、負傷したと報じた。
この襲撃により、パレスチナ人1人が死亡、ビラールの兄カマール、子供1人、女性1人の合わせて3人が負傷した。
事件を受け、ファタハ・イスラームとファタハの民兵が交戦した。
トルコのムアンメル・ギュネル内務大臣は、トルコの警察当局が、「諜報機関およびシリア軍と関係があるシリア人4人」を、2月のシリア・トルコ国境地帯(バーブ・ハワー国境検問所)でのバス爆破事件の容疑者として逮捕した、と発表した。
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イラクのアル=カーイダ(二大河のくにのアル=カーイダ機構)は、3月4日のワリード国境通行所(イラク領)でシリア軍兵士を乗せた車列を要撃し、シリア軍兵士、イラク軍兵士合わせて49人を殺害した事件の犯行を認める声明を出した。
同声明によると、アル=カーイダはこの攻撃を「祝福のアカシャート攻撃」と名付け、「シャームの同胞たちがヌサイリー派(アラウィー派)の汚れを浄化するために開始した一連の祝福された作戦を受けるかたちで準備された」と主張した。
またこの攻撃は、シャームの民のヌスラ戦線と共同で行われたという。
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ヴィクトリア・ヌーランド米ホワイトハウス報道官は、イラクのアル=カーイダ(二大河のくにのアル=カーイダ機構)が、3月4日のワリード国境通行所(イラク領)でのシリア軍兵士、イラク軍兵士の要撃殺害を認める犯行声明を出したことに関して、「こうした攻撃のすべて、すべてのテロは我々が非難すべきものである」と述べた。
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ジル・ド・ケルショヴEUテロ対策調整官は、「テロリストは、自らの活動の場を常に探し、紛争状況を利用しようとしている」としたうえで、「シリアもまた、(紛争)状況を利用しようとする欧州のジハード主義者の行く先となったが、彼らがもし戻ってきたら我々の社会を脅威にさらすことになろう」と述べた。
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イスラエルのベニ・ガンツ参謀長は、「シリアの反体制勢力とともに戦っているテロ集団が現地でそのプレゼンスを強めている。これらの組織は現段階でアサド政権と戦っているが、将来は我々に対抗するようになるだろう」と述べた。
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ベルギー日刊紙『ラ・リブレ・ベルジーク』(3月11日付)は、ベルギー治安当局筋の話として、約70人のベルギー人戦闘員がシリア国内で活動している、と報じた。
同消息筋によると、ベルギー人戦闘員は自由シリア軍ではなく、「過激なサラフィー主義」集団とともに行動しているという。
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シリアでの人権侵害を調査する国際調査委員会は、国連人権理事会に最新の調査報告書を提出した。
また委員会は、同報告書の国連安保理および総会での審議を求めるとともに、安保理に対して、シリア問題の国際刑事裁判所への付託を改めて要求した。
これに対して、シリアのファイサル・ハマウィー代表大使(在スイス・シリア大使)は国連人権理事会で、シリアでの人権侵害を調査する国際調査委員会がシリア政府の提示した情報や文書を無視し、国内外の「反体制活動家」を名乗る人物による変更した情報に依拠して報告書を作成していることに遺憾の意を示した。
AFP, March 11, 2013、Akhbar al-Sharq, March 11, 2013、al-Diyar, March 11, 2013、al-Hayat, March 12, 2013、Kull-na Shuraka’, March 11, 2013、al-Kurdiya News, March
11, 2013、La Libre Belgique, March 11, 2013、Naharnet, March 11, 2013、NNA, March 11, 2013、Reuters,
March 11, 2013、SANA, March 11, 2013などをもとに作成。
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ロシア当事者和解調整センターの…