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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市バーブ・アムル地区に軍が空爆を行った。
『ハヤート』(3月11日付)は、ウマルを名乗る活動家の話として、反体制武装集団が未明に、検問所に気づかれずにバーブ・アムル地区に潜入したのを受けて、軍の攻勢が強まったという。
一方、SANA(3月10日付)によると、ヒムス市で、バーブ・アムル地区に潜入しようとした反体制武装集団を軍が撃退、複数の戦闘員を殺傷した。
またタッルカラフ市郊外では、レバノンから潜入を試みた反体制武装勢力を軍が撃退した。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団が占拠を続けるアレッポ市ブスターン・カスル地区のクワイク川周辺で男性の遺体20体が発見された。
一方、SANA(3月10日付)によると、ラトヤーン村、マンナグ村、マッルアナーズ市、タッルアジャール市、ラフィーア市、アナダーン市、カフルダーイル村、マンスーラ村、アウラム・スグラー村、ラーシディーン市、ハーン・アサル村、バーブ市などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線メンバーなど複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
またアレッポ市では、マイサル地区、シャッアール地区、バーブ街道、カーディー・アスカル地区、マサーキン・ハナーヌー地区、ハイダリーヤ地区、バニー・ザイド地区などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ムライハ市近くで、一家14人の惨殺体が発見された。14人のうち7人が高齢の女性、3人が子供、4人が高齢の男性だったという。
一方、SANA(3月10日付)によると、アーリヤ市、ドゥーマー市、アドラー市、ヤブルード市、フジャイラ村、ダーライヤー市、ヒルバト・ワルド市などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
またハラスター市郊外のダーヒヤ・アサド交差点近くで、子供たちを乗せた幼稚園のバスが反体制武装集団によって襲撃され、子供1人が死亡、複数が負傷した。
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ダマスカス県では、SANA(3月10日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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イドリブ県では、SANA(3月10日付)によると、サラーキブ市などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線メンバーを含む複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ダイル・ザウル県では、SANA(3月10日付)によると、ダイル・ザウル市のハミーディーヤ地区、旧空港地区などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ダルアー県では、SANA(3月10日付)によると、ダルアー市、ハイト村、ビイル・アジャル市、スッカリーヤ町などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
『ワタン』(3月10日付)は、反体制武装集団が事実上制圧したラッカ市奪還のための軍の介入の是非に関して、「ほかの地域の戦闘の決着を遅らせるような新たな戦線をひらくべきでない」としたうえで、「ラッカの部族は、数ヶ月前から自らの地域、都市を護るための武器提供を要求しており、シリア・アラブ軍の軍事介入なくしても、ラッカをはじめとする都市を防衛できる」と論じた。
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SANA(3月10日付)は、スワイダー県スワイダー市で、バアス革命(3月8日)記念日を祝い、人民・青年・党組織が大規模行進を行い、シリア軍によるテロ掃討と治安・安定回復支持を訴えた。
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アサド大統領は2013年政令第96号を発し、2月25日に反体制武装集団によって殺害されたヤースィーン・バクーシュ氏に有功勲章を授与することを決定した。
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シリア・ファトワー最高評議会が声明を出し、「シリアの統合とシリア国民の防衛は、シリア人およびすべてのアラブ・イスラーム諸国の国民にとっての個人的義務である」とするとのファトワーを発した。
同声明はまた「我らがシリア・アラブ軍および武装部隊に対抗することは裏切りであり、シオニストおよびその背後にいる者との戦いを続けている軍を弱体化させることに資する行為」だと非難した。
シリア・アラブ・テレビ(3月10日付)が報じた。
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ムハンマド・ムハンマド・アブドゥッサッタール・サイイド宗教関係大臣は、宗教関係局長やモスクの説教師らに対して政令(宗教関係省政令第37号(3月10日付)を出し、金曜礼拝後の説教などで国民に対して軍への積極的な参加を呼びかけるよう指示した。
シリア革命反体制勢力国民連立は、12日にトルコのイスタンブールで予定されていた移行期政府樹立のための会合の延期を決定した。
同連立メンバーのサミール・ナッシャールは、延期の理由に関して、「内閣の問題をめぐってさまざまな意見があった…。意見対立が激しく、この問題はさらなる時間と協議を必要とすると言える」と述べた。
ナッシャールによると、意見対立は「当事者どうしの対立ではなく、内閣そのもの考え方をめぐる」ものだったという。
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シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・マアーッズ・ハティーブ議長は、インターネットで声明を出し、移行期政府樹立のための会合延期に関して「政権があることは非常に重要だ。しかし、政府という名前だけあればいいなどと誰が言っただろうか?行政府であれ、国民政権であれ、何であれ、目的を達成するものとしよう。その目的とは、混乱を収束させ…、シリア分割という起きてはならない失敗を回避することだ」と述べた。
ハティーブ議長は「(内閣への参加を求める)立候補者たちは誰なんだ?彼らの経歴はどこにあるのか?…政権、ないしはその他の同胞たちが呼びかけている政府の選出という案に、私は賛成票など投じていない。なぜならそれはシリア国民の権利であって、国民不在で行われてはならない」と付言し、反体制組織のみによる移行期政府発足そのものに疑義を呈した。
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シリア人権監視団は、シリア東部シャリーア委員会を名乗る組織の声明を回付した。
同声明によると、委員会はサラフィー主義武装集団によって結成され、「解放区」における自治や治安活動を行うのだという。
シリア・クルド・イェキーティー党はアレッポ県アフリーン市郊外での党民兵と民主統一党人民防衛隊の戦闘(7日)に関して声明を出し、「民主統一党民兵がバースータ村、ブルジュ・アブダールー村の検問所に発砲し、青年2人を殺害、その後、シリア・クルド・イェキーティー党政治局メンバーでシリア・クルド国民評議会アフリーン市メンバーのアブドゥッラフマーン・アーブー氏に自宅に突入、同氏を逮捕した」と非難した。
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民主統一党のアフリーン地区指導部はアフリーン市郊外での人民防衛隊とシリア・クルド・イェキーティー党民兵の戦闘(7日)に関して声明を出し、「トルコの支援を受けた武装集団がブルジュ・アブダールー村、バースータ村で内乱を煽動し、混乱を醸成しようとしているとの情報を得た…。武装テロ集団が村で、無差別に発砲している…との住民の苦情を受けた」とし、両村で治安維持活動を行ったことを明らかにした。
『デイリー・スター・ザンデー』(3月10日付)は、英国政府筋の話として、英国がシリアの反体制武装集団に2000万ポンド相当の武器(機関銃、対戦車砲、手榴弾など)を秘密裏に供与したと報じた。
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『シュピーゲル』(3月10日付)は、米国がヨルダンでシリアの反体制活動家に軍事教練を行っている、と報じた。
この教練に参加したとい人物の証言によると、約200人が3ヶ月にわたって訓練を受け、近い将来、ヨルダン北東部のキャンプにいる自由シリア軍メンバー1,200人をさらに教練する、という。
同報道によると、この軍事教練には、ヨルダンの諜報機関も参加しており、約10,000人からなる12の部隊を養成し、サラフィー主義者の台頭を阻止しようとしているという。
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アントニオ・グテーレス国連難民高等弁務官は、訪問先のトルコ(アンカラ)で記者団に対して、「事態がエスカレートを続け、問題解決がなければ、今年末には、現在の2倍、ないしは3倍の数の…避難民が発生するだろう」と述べた。
AFP, March 10, 2013、Akhbar al-Sharq, March 10, 2013、The Daily Star Sunday, March 10, 2013、al-Hayat, March 11, 2013、Kull-na Shuraka’, March 10, 2013, March 15, 2013、al-Kurdiya
News, March 10, 2013、Naharnet, March 10, 2013、Reuters, March 10, 2013、SANA,
March 10, 2013、Die Spiegel, March 10, 2013、al-Watan, March 10, 2013などをもとに作成。
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ナハールネット(11月21日付…
イドリブ県では、テレグラムの「…