アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)によって占拠されているバーブ市各所を砲撃し、少なくとも3人が死亡した。
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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、タッル・タムル町郊外で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊、ハーブール護衛部隊、シリア正教軍事評議会民兵が、ダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、ダーイシュ戦闘員24人が死亡した。
人民防衛隊側も戦闘員7人が死亡した。
また人民防衛隊の攻勢に合わせるかたちで、有志連合が同地一帯を空爆した。
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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル県フワイジャト・サクル地区一帯、アイヤーシュで、シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦、シリア軍が同地を空爆した。
一方、SANA(4月10日付)によると、ダイル・ザウル市イスラーフ地区、ハーディー地区で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ヒムス県では、SANA(4月10日付)によると、スフナ市、ラッフーム村、ウンム・タバービール村で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
またダーイシュ(イスラーム国)ヒムス州を名乗る集団が、10日にヒムス市ザフラー地区で発生した爆弾テロを実行したとする犯行声明を発表した。
同声明によると、この爆弾テロは、「ラッカ州(ラッカ県のこと)に対する十字軍・ヌサイリー派の戦闘機(有志連合とシリア軍の戦闘機のこと)の砲撃への報復」だという。
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ダマスカス県では、ARA News(4月11日付)によると、国際人道機関がダーイシュ(イスラーム国)によって占拠されたヤルムーク・パレスチナ難民キャンプの住民に人道支援物資を搬入しようとしたところ、ファタハ・インティファーダの発砲を受け、搬入を阻止された。
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有志連合合同司令部は声明を出し、16日以降、シリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点を16回にわたって空爆したと発表した。
うち7回はシリア領内のダーイシュ拠点に対して行われたという。
AFP, April 11, 2015、AP, April 11, 2015、ARA News, April 11, 2015、Champress, April 11, 2015、al-Hayat, April 12, 2015、Iraqi News, April 11, 2015、Kull-na Shuraka’, April 11, 2015、al-Mada Press, April 11, 2015、Naharnet, April 11, 2015、NNA, April 11, 2015、Reuters, April 11, 2015、SANA, April 11, 2015、UPI, April 11, 2015などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
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