ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣はロシア・メディア3社とのインタビューで、ダーイシュ(イスラーム国)に関して「現在のロシアにとっての最大の敵」と述べた。
ラブロフ外務大臣は「数百のロシア人、数百の欧州人、数百の米国人がダーイシュに加わって戦っている…。米国とロシアの意見の相違は…対話をもって解決可能だ」と述べた。
またSANA(4月22日付)によると、ラブロフ外務大臣は「テロとの戦いはダブル・スタンダードに基づかずに行われる必要がある」としたうえで、米国が「テロとの戦いにおけるシリア政府との協調を無視」していると批判、「米国はダーイシュに対して宣戦布告したにもかかわらず、シリアでは同じ原則に依拠せず、シリア政府とのコンタクトを望まないのはなぜか?」と疑義を呈したという。
AFP, April 22, 2015、AP, April 22, 2015、ARA News, April 22, 2015、Champress, April 22, 2015、al-Hayat, April 23, 2015、Iraqi News, April 22, 2015、Kull-na Shuraka’, April 22, 2015、al-Mada Press, April 22, 2015、Naharnet, April 22, 2015、NNA, April 22, 2015、Reuters, April 22, 2015、SANA, April 22, 2015、UPI, April 22, 2015などをもとに作成。
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