アレッポ市シャイム・マクスード地区で、ジハード主義武装集団と自由シリア軍がYPGとの対決色を強める(2015年5月2日)

『ハヤート』(5月3日付)によると、アレッポ市シャイフ・マクスード地区で、民主統一党や西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の「悪事」を阻止するとして、アル=カーイダ系組織を含むジハード主義武装集団と自由シリア軍15組織が「ラッビーカ・ウフターフ」作戦司令室を結成した。

作戦司令室を結成したのは、スルターンたちの末裔、アブー・アマーラ特殊任務中隊、シャーム自由人イスラーム運動、サフワ大隊、第1連隊、シャームの民のヌスラ戦線、ヌールッディーン・ザンキー大隊、第16師団、シャームの暁イスラーム運動、シャーム戦線、シャーム革命家、シャーム軍団、イスラーム軍など。

 

「ラッビーカ・ウフターフ」作戦司令室は、人民防衛隊の隊員が避難民の女性に暴行を加えたと主張、人民防衛隊側に容疑者の身柄引き渡しなどを求めた。

Kull-na Shuraka’, May 2, 2015

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また、シリア自由人旅団も声明を出し、「クルド人部隊」(西クルディスタン移行期民政局人民防衛防衛隊)に対して、シャイフ・マクスード地区で「悪事」をはたらくクルド人の身柄を引き渡すよう要求した。

AFP, May 2, 2015、AP, May 2, 2015、ARA News, May 2, 2015、Champress, May 2, 2015、al-Hayat, May 3, 2015、Iraqi News, May 2, 2015、Kull-na Shuraka’, May 2, 2015、al-Mada Press, May 2, 2015、Naharnet, May 2, 2015、NNA, May 2, 2015、Reuters, May 2, 2015、SANA, May 2, 2015、UPI, May 2, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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