『ハヤート』(5月4日付)は、複数のシリア反体制派筋の話として、トルコのイスタンブールで、アル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動とイスラーム軍(ザフラーン・アッルーシュ)の統合に向けた協議が行われ、インターネット上にアフマド・シャイフ氏(シャーム自由人イスラーム運動幹部)、ザフラーン・アッルーシュ氏(イスラーム軍司令官)らが会する写真が公開されたと伝えた。
写真は4月末に撮影したものと思われる。
同報道によると、協議に参加したシャーム自由人イスラーム運動のアフマド・シャイフ氏(アブー・イーサー、前シャームの鷹旅団司令官)は、トルコをはじめとする中東諸国の支援を受けて、両組織の緊張関係の解消と統合をめざしているという。
両組織は、ダマスカス郊外県のラフマーン軍団とシャーム自由人イスラーム運動の関係をめぐって緊張関係にあるという。
なお試みに先立って、イドリブ県、アレッポ県で活動するシャーム自由人イスラーム運動は、シャームの鷹旅団と合併、またダマスカス郊外県でも、シャーム軍団と合併したという。
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アレッポ市および同市東部郊外一帯で活動する反体制武装集団はビデオ声明を出し、ムジャーヒディーン中隊連合として統合したと発表した。
AFP, May 3, 2015、AP, May 3, 2015、ARA News, May 3, 2015、Champress, May 3, 2015、al-Hayat, May 4, 2015、Iraqi News, May 3, 2015、Kull-na Shuraka’, May 3, 2015、al-Mada Press, May 3, 2015、Naharnet, May 3, 2015、NNA, May 3, 2015、Reuters, May 3, 2015、SANA, May 3, 2015、UPI, May 3, 2015などをもとに作成。
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