イスラエル元副大臣「イスラエルはシリア領内で活動するジハード主義集団に先制爆撃を行うべきだ」(2015年5月16日)

イスラエルのアイユーブ・カラー元ネゲブ・ガリラヤ地方開発担当副大臣(ドゥルーズ派)は、「イスラエルはシリア領内で活動するジハード主義集団に先制空爆を行うべきだ…。こうした措置がイスラエルの国家安全保障を守るために必要となっている」と述べた。

カラー元大臣は「イスラエルは国境地帯にジハード主義集団が存在することを受け入れられない…。ジハード主義者は今のところイスラエルを標的とはしていない。なぜなら、彼らはアサド政権打倒に専念しているからだ。しかし、(シリアの)政権打倒後の彼らの目標は、イスラエルを標的とすることだ」と付言、「イスラエル軍はシリアのジハード主義者に対して、数日から数週間にわたる先制空爆を実施すべきだ」と力説した。

ARA News(5月17日付)が伝えた。

AFP, May 17, 2015、AP, May 17, 2015、ARA News, May 17, 2015、Champress, May 17, 2015、al-Hayat, May 18, 2015、Iraqi News, May 17, 2015、Kull-na Shuraka’, May 17, 2015、al-Mada Press, May 17, 2015、Naharnet, May 17, 2015、NNA, May 17, 2015、Reuters, May 17, 2015、SANA, May 17, 2015、UPI, May 17, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

SyriaArabSpring

Recent Posts