AFP(6月3日付)、マサール・プレス(6月3日付)は、シリア治安当局の匿名消息筋からの話として、「イラン人およびイラク人戦闘員約7,000人がシリアに到着した」と報じた。
同消息筋によると、これらの外国人戦闘員の「第1の目的は首都ダマスカスの防衛」で、同地に展開する戦闘員の「ほとんどはイラク人」で、その数は1万人に達するという。
また外国人戦闘員の「第2の任務」は、アル=カーイダ系組織のシャームの自由人イスラーム運動、シャームの民のヌスラ戦線などからなるファトフ軍によって制圧されたイドリブ県ジスル・シュグール市を奪還することにある、という。
しかし、別の複数の消息筋によると、先週シリアに派遣された戦闘員の数は1万2,000人で、そのほとんどがイラン人だったという。
この消息筋によると、派遣されたイラン人がイランの正規軍の兵士なのか民兵なのかは定かでないという。
Masar Press Agency, June 3, 2015をもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
ロシア当事者和解調整センターの…
ロシア当事者和解調整センターの…
イエメンのアンサール・アッラー…