イドリブ県では、マサール・プレス(6月7日付)によると、アル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動、シャームの民のヌスラ戦線などからなるファトフ軍とシリア軍がフライカ村、ハマキー高地、シャイフ・ハッターブ村、アアワル高地一帯で交戦した。
これに対して、シリア軍は、ジスル・シュグール市郊外のカスタン村に「毒ガス」を争点した樽爆弾2発を問うかし、8人が呼吸困難などの症状を訴えたという。
シリア軍はまた、カイヤーサート検問所一帯、ムハンバル市、イフスィム町、カフルシャラーヤー村、マアッラータ村、バサーミス村、イブリーン村、カフルウバイド村、アブー・ズバイル村、カンスフラ村を「樽爆弾」などで空爆した。
一方、SANA(6月7日付)によると、サンカラ村、ブサンクール村、アイン・バーリダ村、ムハンバル市、ラーミー村、アブー・ズフール航空基地周辺、カンスフラ村、カフルウバイド村をシリア軍が空爆、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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アレッポ県では、ARA News(6月6日付)などによると、シリア軍、国防隊が、ハッダーディーン村でアル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動などからなるジハード主義武装集団と交戦、同地を制圧した。
シリア軍はまた、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、クドス旅団(パレスチナ人)とアッザーン山一帯でジハード主義武装集団と交戦した。
さらにシリア軍は、アレッポ市ザフラー協会地区、マイサル地区などを空爆・砲撃し、女性1人が死亡した。
また、クッルナー・シュラカー(6月7日付)によると、アブー・アマーラ特殊任務中隊の司令官アンマール・バックール氏がアレッポ市マシュハド地区で暗殺未遂に遭い、重傷を負った。
一方、SANA(6月7日付)によると、シリア軍は、アレッポ市フルワーニーヤ地区、シャイフ・マクスード地区、ナアナーイー地区、カーディー・アスカル地区、旧市街、マシュハド地区、ライラムーン地区、サハーラ村、ダーラト・イッザ市、ズィルバ村、ハーン・アサル村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、バドル殉教者旅団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ヒムス県では、ARA News(6月7日付)によると、シリア軍がザアフラーナ村を「樽爆弾」で空爆、住民13人が死亡、数十人が負傷した。
一方、SANA(6月7日付)によると、ラスタン市郊外、ザフラーナ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ダマスカス郊外県では、SANA(6月7日付)によると、シリア軍とレバノンのレジスタンス(ヒズブッラー戦闘員)がフライタ村無人地帯とレバノンのアルサール村を結ぶハムラー地区・クサイル通行所一帯からシャームの民のヌスラ戦線を放逐し、同地を完全制圧した。
シリア軍はまた、アイン・タルマー村、マルジュ・スルターン村、ハーン・シャイフ・キャンプ一帯でヌスラ戦線と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ダルアー県では、SANA(6月7日付)によると、ヒルバト・ガザーラ町周辺、西ガーリヤ村、アトマーン村一帯、ダルアー市カタキート工場一帯、サムリーン村・フラーク市間で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、ヤルムーク殉教者旅団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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クナイトラ県では、SANA(6月7日付)によると、ハミーディーヤ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
AFP, June 7, 2015、AP, June 7, 2015、ARA News, June 7, 2015、Champress, June 7, 2015、al-Hayat, June 8, 2015、Iraqi News, June 7, 2015、Kull-na Shuraka’, June 7, 2015、al-Mada Press, June 7, 2015、Masar Press Agency, June 7, 2015、Naharnet, June 7, 2015、NNA, June 7, 2015、Reuters, June 7, 2015、SANA, June 7, 2015、UPI, June 7, 2015などをもとに作成。
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