ヌスラ戦線はイドリブ県カルブ・ルーザ村でのドゥルーズ派宗徒処刑を「過ち」と認める(2015年6月13日)

シャームの民のヌスラ戦線は声明を出し、イドリブ県カルブ・ルーザ村でのドゥルーズ派住民約20人の処刑(10日)に関して、「戦線の複数のメンバーが、アミール(司令官)に諮ることなく、司令部の指示に明らかに違反して参加した…事件だった」と発表、「深い悲しみの念」を表明した。

声明でヌスラ戦線は、「正当化できない過ちが起き、それは司令部の周知しないままに行われた。(カルブ・ルーザ)村とその住民は現在、我々の保護のもとで、安全で落ち着いた状態にある」としたうえで、事件に関与したメンバーをシャリーア法廷で裁くと明言した。

Kull-na Shuraka’, June 13, 2015

 

AFP, June 13, 2015、AP, June 13, 2015、ARA News, June 13, 2015、Champress, June 13, 2015、al-Hayat, June 14, 2015、Iraqi News, June 13, 2015、Kull-na Shuraka’, June 13, 2015、al-Mada Press, June 13, 2015、Naharnet, June 13, 2015、NNA, June 13, 2015、Reuters, June 13, 2015、SANA, June 13, 2015、UPI, June 13, 2015などをもとに作成。

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