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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ムライハ市で爆発があり、子供2人を含む3人が死亡、また軍との戦闘で反体制武装勢力の戦闘員2人が死亡した。
同監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表によると、反体制武装勢力が同市の治安施設を襲撃した直後、軍の空爆があったのだという。
また空爆はジャルマーナー市にも及び、複数人が負傷したという。
さらにダーライヤー市、ジュダイダ・アルトゥーズ町などが砲撃を受けた。
一方、SANA(1月12日付)によると、ムライハ市、ダーライヤー市、ズィヤービーヤ町、フジャイラ村、バフダリーヤ村、ハジャル・アスワド市などで、軍が反体制武装勢力の追撃を続け、多数の戦闘員を殺傷した。
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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ヤルムーク区で軍と反体制武装勢力が交戦した。
一方、SANA(1月12日付)によると、タダームン区で、軍が反体制武装勢力の追撃を続け、多数の戦闘員を殺傷した。
またSANA(1月12日付)は、陸上競技シリア代表のヒシャーム・ラクシャ選手が自宅への帰宅途中に武装集団に襲撃され、死亡した、と報じた。
これに対し、クッルナー・シュラカー(1月12日付)は、アンサール・イスラーム連合が、イラン高官1人、ロシア人士官数名、ヒズブッラー幹部複数名をダマスカス県内で襲撃したと発表した(未確認情報)。
彼らはアサド大統領との会談に向かう途上で襲撃されたのだという。
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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ラスタン市への空爆で、反体制武装勢力の司令官の一人が死亡した。
一方、SANA(1月12日付)によると、タドムル市北部のタイバ村を襲撃しようとした反体制武装勢力を治安維持部隊が撃退した。
またハウラ地方のブルジュ・カーイー村、ラスタン市などで、軍が反体制武装勢力への特殊作戦を行い、多数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル市に対する砲撃で1人が死亡した。
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アレッポ県では、SANA(1月12日付)によると、アレッポ市内のウマイヤ・モスク北部、ハーン・ワズィール、アレッポ城周辺、裁判所一帯で軍が住民の協力のもと反体制武装勢力の掃討を行い、戦闘員を殲滅、治安を回復した。
またナッカーリーン村、アレッポ市サーリヒーン地区、ブスターン・カスル地区、ライラムーン地区などでも反体制武装勢力の追撃を続け、多数の戦闘員を殺傷した。
このほか、軍はアレッポ市郊外のクシャイシュ軍事空港を襲撃した反体制武装勢力を撃退、またマンビジュ市にあるタウヒード旅団の武器庫を破壊した。
さらにドゥワイリーナ地方のイブン・ハルドゥーン精神病院を占拠しようとしていた反体制武装勢力を軍が撃退し、ファトフ旅団のシューラー評議会メンバーらを殺害した。
このほかにも、タワーマ村、アナダーン市、タッル・シュガイブ村、マーイル町などで軍が反体制武装勢力と交戦し、多数の戦闘員を殺傷した。
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ハマー市では、SANA(1月12日付)によると、タイバト・イマーム市などで軍が反体制武装勢力と交戦し、多数の戦闘員を殺傷した。
SANA(1月12日付)は、人民議会が包括的国民対話大会を準備するための特別委員会を設置したと報じた。
同委員会は、各県の人民諸団体、政治勢力、政党との連絡調整を目的としている。
アンマンに滞在するリヤード・ファリード・ヒジャーブ前首相は声明を出し、空軍情報部が義理の兄弟(妻の兄弟)であるジャブル・アクラ准将をダマスカス郊外県ムライハ市にある防空局で殺害した、と発表した。
クルディーヤ・ニュース(1月12日付)は、シリア部族評議会のダッハーム・サッターム報道官がアサド政権の協力のもとラアス・アイン市のテロ集団を放逐した、と述べるともに、評議会が民主統一党の人民防衛隊への歓迎の意を示したと報じた。
一方、シリア革命反体制勢力国民連立のナウワーフ・バシールの主導のもと、トルコのシャンウルファ市のホテルで、アラブ、トルクメン、クルドの部族長、キリスト教徒、自由シリア軍の司令官らが2012年12月に結成したジャズィーラ・ユーフラテス解放戦線に関して、「バシールはハサカを代表していない…。宗派主義を奏でる者に我々は目を光らせている」と非難した。
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ユーフラテス通信(1月12日付)は、ハサカ県ルマイラーン近郊のカルズィールー村で民主統一党の人民防衛隊(YPG)とシリア軍が交戦したと報じた。
同報道によると「人民防衛隊は、3日前からシリアの正規軍200人からなる大隊を包囲し、同地からの退去を求めているが、この要請は聞き入れられなかった」と報じている。
この戦闘での死傷者数など詳細は明らかではない。
ヨルダン国王のアブドゥッラー2世は、『ヌーヴェル・オブゼルヴァトゥール』(1月12日付)のインタビューに応じ、そのなかで「シリアの政治的移行プロセスは…過激派がそれを埋めるような真空状態が生じる機会を減じるかたちで」行われるべきだと述べた。
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ロシア外務省は声明を出し、シリア情勢に関して「暴力行為と流血の即時停止、人道支援が最優先だと考える」としたうえで、「同時に、シリアでの政治的移行プロセスを開始しなければならない」との姿勢を改めて示した。
AFP, January 12, 2013、Akhbar al-Sharq, January 12, 2013、al-Hayat, January 13, 2013、Kull-na Shuraka’, January 12, 2013、al-Kurdiya News,
January 12, 2013、Naharnet, January 12, 2013、Reuters, January 12, 2013、SANA,
January 12, 2013などをもとに作成。
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