ダマスカス郊外県では、イスラーム軍は声明を出し、東グータ地方にあるイスラーム軍治安局が、シャームの民のヌスラ戦線の襲撃を受け、イスラーム軍第3旅団司令官のアブー・アラー氏が拘束されたほか、イスラーム軍メンバー複数が暴行を受け、武器などを没収された、と発表した。
ヌスラ戦線の襲撃は、イスラーム軍が東グータ地方統一司法評議会の要請に基づき、アブー・アフマド・ムジャーヒド容疑者を逮捕したことを受けたものだという。
ヌスラ戦線はまた、イスラーム軍の検問所に対して、オートバイ3台から発砲したが、イスラーム軍が応戦し、ヌスラ戦線戦闘員の1人を負傷させたという。
このほかにもヌスラ戦線は、イスラーム軍の「兵役委員会」委員6人やマルジュ・スルターン村のメンバー6人を拉致したという。
ヌスラ戦線のこうした行為に対して、イスラーム軍は声明で「シャームの賢者たちに、ムジャーヒディーンに対して繰り返されるこうした行き過ぎを止めさせるためのイニシアチブを発揮」するよう呼びかけた。
AFP, July 13, 2015、AP, July 13, 2015、ARA News, July 13, 2015、Champress, July 13, 2015、al-Hayat, July 14, 2015、Iraqi News, July 13, 2015、Kull-na Shuraka’, July 13, 2015、al-Mada Press, July 13, 2015、Naharnet, July 13, 2015、NNA, July 13, 2015、Reuters, July 13, 2015、SANA, July 13, 2015、UPI, July 13, 2015などをもとに作成。
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