米国防総省のジェフ・デービス報道官は、今月8日にシリアのイドリブ県サルマダー市付近を車で移動中だったホラサンの指導者ムフスィン・ファドリー氏を空爆によって殺害したと発表した。
デービス報道官によると、ホラサンは米国とその同盟国への攻撃を計画しており、ファドリー氏殺害でその脅威は減少したのだという。
米政府によると、ホラサンは、アフガニスタンやパキスタンで活動していたアル=カーイダのメンバーからなっているというが、シリア国内では米国に空爆される以外にその名が登場することはない。
一部の専門家は、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線の一部をなしていると考える者もいる。
なお、デービス報道官は、空爆が無人機によるものか、有人機によるものかは明言しなかった。
AFP(7月22日付)などが伝えた。
AFP, July 22, 2015、AP, July 22, 2015、ARA News, July 22, 2015、Champress, July 22, 2015、al-Hayat, July 23, 2015、Iraqi News, July 22, 2015、Kull-na Shuraka’, July 22, 2015、al-Mada Press, July 22, 2015、Naharnet, July 22, 2015、NNA, July 22, 2015、Reuters, July 22, 2015、SANA, July 22, 2015、UPI, July 22, 2015などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
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