YPG総司令部が声明を出し、トルコ軍によるシリア領への度重なる侵犯を非難(2015年8月1日)

西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の総司令部は声明を出し、7月下旬以降のトルコ軍がシリア領を数度にわたり侵犯し、攻撃を行っていると非難した。

この声明によると、トルコ軍による侵犯は以下の通り:

7月25日、アレッポ県アイン・アラブ市郊外のズール・マガール村に人民防衛隊主体のユーフラテスの火山作戦司令室の拠点1カ所に対して戦車で攻撃。
7月26日、同村の人民防衛隊の拠点複数カ所をトルコ軍戦車が砲撃。
7月28日、ラッカ県タッル・アブヤド市近郊で、トルコ軍が人民防衛隊戦闘員に発砲(3人が負傷)。
7月28日、西クルディスタン移行期民政局が管理するハサカ県ルマイラーン油田一帯、アイン・アラブ市、スィッリーン町(アレッポ県)上空にトルコ軍戦闘機が領空侵犯。

AFP, August 1, 2015、AP, August 1, 2015、ARA News, August 1, 2015、Champress, August 1, 2015、al-Hayat, August 2, 2015、Iraqi News, August 1, 2015、Kull-na Shuraka’, August 1, 2015、al-Mada Press, August 1, 2015、Naharnet, August 1, 2015、NNA, August 1, 2015、Reuters, August 1, 2015、SANA, August 1, 2015、UPI, August 1, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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