トルコ外務省はヌスラ戦線が主導するファトフ軍拠点への爆撃関与を否定(2015年8月12日)

トルコ外務省は声明を出し、11日にイドリブ県アティマ村のファトフ軍(スンナ軍)拠点に対して有志連合が行ったとされる空爆に関して、「インジルリク空軍基地を含むトルコのいかなる基地からも有人無人の戦闘機は発進していない」と発表し、関与を否定した。

ARA News(8月12日付)が伝えた。

ARA News(8月11日付)によると、有志連合(と思われる戦闘機)が11日トルコ国境に位置するアティマ村のファトフ軍の拠点複数カ所を空爆し、子供を含む民間人25人が巻き添えとなって死亡した。



空爆は、アティマ村にあるファトフ軍所属部隊の爆弾・ロケット弾製造工場などを標的として実施され、製造工場と周辺の建物が全壊し、民間人25人が死亡したという。

AFP, August 12, 2015、AP, August 12, 2015、ARA News, August 11, 2015、August 12, 2015、Champress, August 12, 2015、al-Hayat, August 13, 2015、Iraqi News, August 12, 2015、Kull-na Shuraka’, August 12, 2015、al-Mada Press, August 12, 2015、Naharnet, August 12, 2015、NNA, August 12, 2015、Reuters, August 12, 2015、SANA, August 12, 2015、UPI, August 12, 2015などをもとに作成。

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