シリア人権監視団によると、イドリブ県を実効支配するファトフ軍を構成するジュンド・アクサー機構のメンバー約40人が離反し、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓い、加入した。
ジュヌード・アクサー機構の「イスラーム法学者」は、アル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動やシャームの民のヌスラ戦線が主導するファトフ軍に関して、「ファトフ軍の兵士は、イスラーム国の兵士のようにヌサイリー派体制に対抗することはできない」と述べているという。
なお、クッルナー・シュラカー(8月19日付)によると、ジュンド・アクサー機構は、シリアに潜入した「ムハージリーン」(外国人戦闘員)を主体とする組織で、アル=カーイダに忠誠を誓っているが、ダーイシュとヌスラ戦線の対立とは一線を画しているという。
AFP, August 18, 2015、AP, August 18, 2015、ARA News, August 18, 2015、Champress, August 18, 2015、al-Hayat, August 19, 2015、Iraqi News, August 18, 2015、Kull-na Shuraka’, August 18, 2015、August 19, 2015、al-Mada Press, August 18, 2015、Naharnet, August 18, 2015、NNA, August 18, 2015、Reuters, August 18, 2015、SANA, August 18, 2015、UPI, August 18, 2015などをもとに作成。
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