レバノンの首都ベイルートでは、ゴミより問題への政府の対応の遅れなどの政治腐敗に抗議するデモ行進が呼びかけられ、組合関係者、労働者、学生ら数千人が参加した。
デモは「お前たちの悪臭がする」(طلعت ريحتكم)というスローガンのもとに呼びかけられた。
このスローガンは7月以降、ゴミ処理問題に対する政府の対応の遅れを非難する言葉として用いられている。
デモ参加者は午後5時に内務省前を出発、ハムラー地区通りを経て、殉教者広場に向けて行進した。
参加者の多くは、「お前たちの悪臭がする」と書かれた白いTシャツを着て、「革命のために」、「不毛な連中の支配は崩壊する」、「トゥー、トゥー、トゥー、議会に電話しろ、我々は目覚めて欲しいと思っている」、「アルサールから軍を連れてこい」、「バルコニーに座っている人はここ(デモ)にある自分の居場所に降りてこい」といったシュプレヒコールを連呼し行進した。
参加者の一人はAFP(8月29日付)に対して「我々はすべての政治家階級に抗議している。特定の政党が行っているデモではない。レバノン国民そのもの、そしてすべての政党が要求している。
AFP, August 29, 2015、AP, August 29, 2015、ARA News, August 29, 2015、Champress, August 29, 2015、al-Hayat, August 30, 2015、Iraqi News, August 29, 2015、Kull-na Shuraka’, August 29, 2015、al-Mada Press, August 29, 2015、Naharnet, August 29, 2015、NNA, August 29, 2015、Reuters, August 29, 2015、SANA, August 29, 2015、UPI, August 29, 2015などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
イドリブ県では、テレグラムの「…
イランを訪問中のバッサーム・サ…