『ワシントン・ポスト』(9月1日付)は、複数の米高官の話として、米中央情報局(CIA)と米統合特殊作戦軍(JSOC)が、シリア領内でダーイシュ(イスラーム国)の幹部を殺害するため、無人攻撃機を使った秘密作戦を実施していると報じた(https://www.washingtonpost.com/world/national-security/us-launches-secret-drone-campaign-to-hunt-islamic-state-leaders-in-syria/2015/09/01/723b3e04-5033-11e5-933e-7d06c647a395_story.html)。
同紙が匿名の米当局者の話として伝えたところによると、この秘密作戦は、米軍がダーイシュの戦闘員に対して行っている軍事作戦とは別のものだという。
この作戦で今までに殺害された人物のなかには、「カリフ電子軍」のリーダーと目されていたハッカー、ジュナイド・フサイン氏が含まれているという。
当局者は同紙に対し、この無人機作戦はJSOCが実行しているが、これまでに行われた攻撃の回数は少数とどまると語っている。
CIAが作戦で担う主な役割は、ダーイシュ幹部の身元や居場所の特定だとされる。
The Washington Post, September 1, 2015をもとに作成。
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