ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は、5日に行われたセルゲイ・ラブロフ外務大臣とジョン・ケリー米国務長官の電話会談に関して、「ロシア側は、これまでに1日たりとも、テロと戦うシリア当局に軍備を供与していることを隠したことなどない…。引き続きこうした支援を行う」と述べた。
ザハロワ報道官はまた「シリア軍こそが、ダーイシュ(イスラーム国)などのテロリストに対してもっとも有効に戦っている軍だ」と強調した。
そのうえで、「ロシアは外国の元首の任命や退任に関与することはない…。これはシリア、そして中東地域の他の国自体に関わる問題で、これらの国の国民は自分たちの国の運命を決めることができる」と述べ、アサド政権の退陣を要求する欧米諸国には同調しないとの姿勢を改めて示した。
AFP, September 7, 2015、AP, September 7, 2015、ARA News, September 7, 2015、Champress, September 7, 2015、al-Hayat, September 8, 2015、Iraqi News, September 7, 2015、Kull-na Shuraka’, September 7, 2015、al-Mada Press, September 7, 2015、Naharnet, September 7, 2015、NNA, September 7, 2015、Reuters, September 7, 2015、SANA, September 7, 2015、UPI, September 7, 2015などをもとに作成。
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