アル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動の諮問評議会は、ハーシム・シャイフ総司令官(アブー・ジャービル)の任期終了を受け、ムハンナド・ミスリー氏(アブー・ヤフヤー・ハマウィー、アブー・ヤフヤー・ガーブ)を新総司令官に任命した。
シャイフ氏は2014年9月9日にイドリブ県でシャーム自由人イスラーム運動幹部多数が犠牲となった攻撃で死亡したハッサーン・アッブード氏の後任として、総司令官を務めてきた。
一方、ミスリー氏は、1981年、ハマー県カルアト・マディーク町生まれ。ティシュリーン大学で都市工学を学ぶ。
2007年にシャーム自由人イスラーム運動元総司令官のハッサーン・アッブード氏ら多くの活動家とともに捉えられ、2011年までダマスカス中央刑務所(サイドナーヤー刑務所)に収監。
シャーム自由人イスラーム運動はアル=カーイダのメンバーが結成した組織で、最近はアル=カーイダに属していないとの主張を繰り返している。
AFP, September 12, 2015、AP, September 12, 2015、ARA News, September 12, 2015、Champress, September 12, 2015、al-Hayat, September 13, 2015、September 14, 2015、Iraqi News, September 12, 2015、Kull-na Shuraka’, September 12, 2015、September 13, 2015、al-Mada Press, September 12, 2015、Naharnet, September 12, 2015、NNA, September 12, 2015、Reuters, September 12, 2015、SANA, September 12, 2015、UPI, September 12, 2015などをもとに作成。
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