シリア人権監視団によると、ザバダーニー市(ダマスカス郊外県)一帯およびフーア市・カファルヤー町一帯の一時停戦合意に従い、フーア市、カファルヤー町からの重傷者を受け入れるための病院の準備、女性、子供からなる住民の避難に向けた準備が開始された。
またザバダーニー市一帯でも、反体制武装集団(シャーム自由人イスラーム運動)の戦闘員、負傷者、およびその家族の退去に向けて、シリア政府がイドリブ県への経路の整備を開始したという。
**
ARA News(9月26日付)によると、一時停戦合意の対象地域から除外されたサラーキブ市および周辺の村々で、停戦合意に抗議するデモが発生し、住民らはイドリブ市とアレッポ市を結ぶ街道を封鎖した。
デモは、一時停戦合意の発効を受け、対象地域外のサラーキブ市一帯へのシリア軍の空爆が激化したのを受けたもの。
AFP, September 26, 2015、AP, September 26, 2015、ARA News, September 26, 2015、Champress, September 26, 2015、al-Hayat, September 27, 2015、Iraqi News, September 26, 2015、Kull-na Shuraka’, September 26, 2015、al-Mada Press, September 26, 2015、Naharnet, September 26, 2015、NNA, September 26, 2015、Reuters, September 26, 2015、SANA, September 26, 2015、UPI, September 26, 2015などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
イドリブ県では、テレグラムの「…
イランを訪問中のバッサーム・サ…