ムジャーヒディーン軍の作戦司令官「エジプトのシーア派民兵が最近になってシリア軍を支援するために派遣された」(2015年9月28日)

ムジャーヒディーン軍のアレッポ市ラーシディーン地区作戦司令室司令官の「アミーン大佐」を名乗る活動家は、クッルナー・シュラカー(9月28日付)に対して、「エジプトのシーア派」民兵が最近になってシリア軍を支援するために派遣されていることが確認されている、と述べた。

「アミーン大佐」によると、アレッポ市一帯では、レバノン人、イラン人、アフガン人、北朝鮮人、ロシア人などがシリア軍を支援するために戦闘に参加しているというが、これに加えて、エジプト人シーア派もアレッポ市西部一帯での戦闘に加わり始めたのだという。

なお、イブン・ハルドゥーン・センターによると、エジプトにおけるシーア派人口は2005年1月時点の推計で約65万7,000人(エジプト総人口の1%以下)という。

AFP, September 28, 2015、AP, September 28, 2015、ARA News, September 28, 2015、Champress, September 28, 2015、al-Hayat, September 28, 2015、Iraqi News, September 28, 2015、Kull-na Shuraka’, September 28, 2015、al-Mada Press, September 28, 2015、Naharnet, September 28, 2015、NNA, September 28, 2015、Reuters, September 28, 2015、SANA, September 28, 2015、UPI, September 28, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

 

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