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フランスのオランド大統領「ダーイシュ(イスラーム国)のみを爆撃すべきとロシアに伝える」(2015年10月3日)

フランスのフランソワ・オランド大統領は、2日に開催されたウクライナ和平協議に出席するためにパリを訪問中のロシアのヴラジミール・プーチン大統領との会談後の記者会見で、ロシア軍によるシリア領内での空爆に関して、プーチン大統領に対して「ダーイシュ(イスラーム国)のみを標的とすべきだ」と伝えたことを明らかにした。

オランド大統領はまた「アサドが交渉相手としてとどまる限り、政治トラックはいかなる前進もしないだろう…。私はプーチン大統領に、私が(シリアでの和平プロセスに)参加する目的について話した。それは、シリアの主権と国土保全への熱意であり、政権が支配する地域と、混乱が拡がり、おそらくは「カリフ国」になってしまうであろう別の当事者の支配地域にシリアを分割することを意図してはいない。宗教に基づいて国を分断すること…は国連の基本原則に矛盾している」と述べた。

『ハヤート』(10月4日付)などが伝えた。

AFP, October 3, 2015、AP, October 3, 2015、ARA News, October 3, 2015、Champress, October 3, 2015、al-Hayat, October 4, 2015、October 5, 2015、Iraqi News, October 3, 2015、Kull-na Shuraka’, October 3, 2015、al-Mada Press, October 3, 2015、Naharnet, October 3, 2015、NNA, October 3, 2015、Reuters, October 3, 2015、SANA, October 3, 2015、UPI, October 3, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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