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UNHCRヨルダン事務所連絡担当官「支援物資不足を受け、シリア人避難民が1日平均150人の割合でシリアに帰国している」(2015年10月6日)

UNHCRヨルダン事務所のムハンマド・ヒワーリー連絡担当官は、ARA News(10月6日付)などに対してヨルダンで避難生活を送ってきたシリア人避難民が1日平均150人の割合で、シリアに帰国していることを明らかにした。

ヒワーリー連絡担当官は、シリアへの帰国の手続きは24時間を要するとしたうえで、シリア人避難民の帰国が増加している理由が「物資や資金の支援の不足」にあると指摘、「22万9,000人の難民へのWFPからの支援が途絶えており…、1人あたりの支援は、1ヶ月7米ドルにまで落ち込んでおり…、多くの難民が支援を必要としており、国際的な貧困のレベルを下回る生活を強いられている」と述べた。

なお、ヨルダンにおけるシリア人避難民の数は、63万人に達しているとされる。

AFP, October 6, 2015、AP, October 6, 2015、ARA News, October 6, 2015、Champress, October 6, 2015、al-Hayat, October 7, 2015、Iraqi News, October 6, 2015、Kull-na Shuraka’, October 6, 2015、al-Mada Press, October 6, 2015、Naharnet, October 6, 2015、NNA, October 6, 2015、Reuters, October 6, 2015、SANA, October 6, 2015、UPI, October 6, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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