ドイツのアンゲラ・メルケル首相がトルコを訪問し、イスタンブールでアフメト・ダウトオール首相と会談、シリア情勢への対応などについて意見を交わした。
『ハヤート』(10月19日付)によると、ダウトオール首相は会談で、アレッポ市南部でのシリア軍の反転攻勢について言及、「大きな難民の波」が押し寄せると危機感を示し、アレッポ県北部一帯に「安全地帯」(飛行禁止空域)を設置する必要を改めて強調した。
ダウトオール首相は「イランとヒズブッラーの民兵の一部がアレッポに圧力をかけ、戦闘が激化している。またロシア軍による空爆も行われている…。アレッポ情勢に警鐘を鳴らしたい。事態に対して大きな懸念を感じる。我々はシリアからの新たな難民の波が生じないようしなければならない」と述べ、シリア領内からトルコへの難民流入を阻止するための飛行禁止空域の設置を改めて主唱した。
AFP, October 18, 2015、AP, October 18, 2015、ARA News, October 18, 2015、Champress, October 18, 2015、al-Hayat, October 19, 2015、Iraqi News, October 18, 2015、Kull-na Shuraka’, October 18, 2015、al-Mada Press, October 18, 2015、Naharnet, October 18, 2015、NNA, October 18, 2015、Reuters, October 18, 2015、SANA, October 18, 2015、UPI, October 18, 2015などをもとに作成。
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