シリア人権監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表は『シャルク・アウサト』(10月20日付)に対し、イタリア人宣教師パウロ・ダルリオ氏(ダイル・マール・ムーサー修道院修道長)がラッカ県の拘置所で目撃されたとの証言を得たことを明らかにした。
アブドゥッラフマーン代表は、ダーイシュを離反した幹部2人からの情報として、パウロ氏が、ウズベク人戦闘員の監視下にあるラッカ市近郊の拘置所で今年8月末に目撃された、としている。
パウロ氏は2013年7月末にラッカ県に入った直後、ダーイシュに拘束され、消息を絶っていた。
その後、2013年8月半ばに、AKIが、シリアのビジネスマン・ジャーナリストの情報として、イタリア人宣教師パウロ氏が生存していると報じた。
だが、2014年5月、アブー・ムハンマド・スーリーを名乗る人物がAKIに対して、パウロ氏が死亡したと証言する一方、シリア人権監視団は、ラッカ市で活動する地元評議会メンバーからの情報だとして、パウロ氏が生存していると発表していた。
AFP, October 20, 2015、AP, October 20, 2015、ARA News, October 20, 2015、Champress, October 20, 2015、al-Hayat, October 21, 2015、Iraqi News, October 20, 2015、Kull-na Shuraka’, October 20, 2015、al-Mada Press, October 20, 2015、Naharnet, October 20, 2015、NNA, October 20, 2015、Reuters, October 20, 2015、SANA, October 20, 2015、UPI, October 20, 2015などをもとに作成。
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