ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は、10月中旬のサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマーン皇太子の訪問時に、アサド政権への支援中止をめぐってサウジアラビアと取引をしたとの一部情報を「根拠がない」と否定した。
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ロシアのヴラジミール・プーチン大統領は、ロシア軍高官との会談で、シリアへの軍事介入について触れ、「我々の国に対するテロの脅威に適切且つ効果的に対応する用意はできている」と述べた。
プーチン大統領は「テロリストの目的は、シリアなど中東諸国に自分たちの拠点を作り、影響力を拡大し、諸外国に拡散し、安定を揺るがすことにある…。彼らは多くの国から戦闘員を募集し続けており、残念ながら、そのなかにはロシア、CIA諸国も含まれている」と警鐘を鳴らした。
そのうえで、シリアへの軍事介入について「現在までのところ成果を収めている」と述べるとともに、「シリアでのロシアのテロとの戦いは、ロシアをテロから守るための先制的措置である」と強調した。
『ハヤート』(10月21日付)が伝えた。
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ロシア国防省のイゴール・コナシェンコフ報道官は、シリア領内での偶発的衝突を回避するための措置に関する米軍の覚書をロシア側が受け取ったと発表した。
また、米国防総省のピーター・クック報道官も、米・ロシア両国がシリア領内での偶発的衝突を回避するための諸阻止地にかかる覚書に双方が署名したと発表した。
AFP(10月20日付)が伝えた。
AFP, October 20, 2015、AP, October 20, 2015、ARA News, October 20, 2015、Champress, October 20, 2015、al-Hayat, October 21, 2015、Iraqi News, October 20, 2015、Kull-na Shuraka’, October 20, 2015、al-Mada Press, October 20, 2015、Naharnet, October 20, 2015、NNA, October 20, 2015、Reuters, October 20, 2015、SANA, October 20, 2015、UPI, October 20, 2015などをもとに作成。
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