米シリア医療協会(SAMS)は声明を出し、ロシア軍がシリア各地の野戦病院5カ所を空爆し、多くの住民と医療スタッフが死亡している、と発表した。
声明によると、ロシア軍は20日、イドリブ県サルミーン市の野戦病院を空爆し、民間人10人と医療スタッフ2人死亡したという。
またこれに以前にも、ロシア軍は8回にわたって各地の野戦病院を空爆、2011月3月以降、攻撃を受けた医療施設の数は313カ所に上っていると主張した。
一方、シリア人権監視団は、ロシア軍が9月30日に開始した空爆での死者数が446人に達していると発表した。
このうち151人が民間人(子供38人、女性35人を含む)で、のこり295人が戦闘員。
戦闘員295人のうち、シャームの民のヌスラ戦線が31人、ダーイシュ(イスラーム国)が75人、それ以外の組織が189人だという。
AFP, October 23, 2015、AP, October 23, 2015、ARA News, October 23, 2015、Champress, October 23, 2015、al-Hayat, October 24, 2015、Iraqi News, October 23, 2015、Kull-na Shuraka’, October 23, 2015、al-Mada Press, October 23, 2015、Naharnet, October 23, 2015、NNA, October 23, 2015、Reuters, October 23, 2015、SANA, October 23, 2015、UPI, October 23, 2015などをもとに作成。
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