アル=カーイダ系組織のジュンド・アクサー機構は声明を出し、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなるファトフ軍から脱退すると発表した。
ツイッターを通じて発表された声明によると、脱退は、ファトフ軍を構成する一部の組織が、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表の停戦イニシアチブなど「イスラームのシャリーアと衝突する計画を支持した」ためだという。
また声明では、シャーム自由人イスラーム運動が、ダーイシュ(イスラーム国)と戦うよう断続的に圧力をかけてきたと付言、ジュンド・アクサー機構がダーイシュに共鳴していることを暗示した。
ファトフ軍の復帰の是非に関して、ジュンド・アクサー機構は、米・ロシアと戦うことをファトフ軍が明言することなどを求めている。
AFP, October 24, 2015、AP, October 24, 2015、ARA News, October 24, 2015、Champress, October 24, 2015、al-Hayat, October 25, 2015、Iraqi News, October 24, 2015、Kull-na Shuraka’, October 24, 2015、al-Mada Press, October 24, 2015、Naharnet, October 24, 2015、NNA, October 24, 2015、Reuters, October 24, 2015、SANA, October 24, 2015、UPI, October 24, 2015などをもとに作成。
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