サウジアラビアのアーディル・ジュバイル外務大臣は、エジプトのカイロを訪問し、サーミフ・シュクリー外務大臣と会談し、シリア情勢を含む中東情勢について意見を交わした。
ジュバイル外務大臣は会談後の共同記者会見でシリア情勢について触れ、「ジュネーブ合意(2012年)の諸原則をどのように適用するかをめぐって、国際社会において継続的に協議が行われている。我々は、移行期統治機関を設置することでジュネーブ合意の諸原則を適用し、新憲法を制定、文民・軍事諸機関を管理し、新たな占拠を実施するといった点を遵守しようとしている」と述べたうえで、「サウジアラビア、そして世界のほとんどの国は、シリアの未来においてバッシャール・アサドには何らの役割もないという姿勢を取っている」と強調した。
ジュバイル外務大臣はまた「シリア危機の解決策にいたろうとする各国の姿勢に接近が見られていると思う…。合意に達したとはまだ言えない。我々はさらなる協議、さらなる検討を経て、合意に達する必要がある」と付言した。
AFP, October 25, 2015、AP, October 25, 2015、ARA News, October 25, 2015、Champress, October 25, 2015、al-Hayat, October 26, 2015、Iraqi News, October 25, 2015、Kull-na Shuraka’, October 25, 2015、al-Mada Press, October 25, 2015、Naharnet, October 25, 2015、NNA, October 25, 2015、Reuters, October 25, 2015、SANA, October 25, 2015、UPI, October 25, 2015などをもとに作成。
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