トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、チャンネル24(10月28日付)に対して、シリアのクルド人が自治に固執する場合、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊に対して武力を行使する、と述べた。
エルドアン大統領は「トルコは必要だと考えることを行うだろう。そのなかにはシリアのクルド人過激派が、米国と同盟して、ラッカ県のタッル・アブヤド市に自治政体樹立を宣言することを阻止するための軍事作戦の強化も含まれる…これは警告だ。トルコは誰の許可も必要とはしていない。我々は必要なことをするだけだ」と述べた。
エルドアン大統領はまた、「シリアのクルド人を西側が支援すれば、テロを支援することになる」と主張し、人民防衛隊を間接支援する米国を暗に批判した。
さらに、西クルディスタン移行期民政局を主導する民主統一党が「タッル・アブヤド市一帯での民族浄化」を行っていると主張、「クルド人が立ち去れば…問題はない」と付言した。
AFP, October 29, 2015、AP, October 29, 2015、ARA News, October 29, 2015、Champress, October 29, 2015、al-Hayat, October 30, 2015、Iraqi News, October 29, 2015、Kull-na Shuraka’, October 29, 2015、al-Mada Press, October 29, 2015、Naharnet, October 29, 2015、NNA, October 29, 2015、Reuters, October 29, 2015、SANA, October 29, 2015、UPI, October 29, 2015などをもとに作成。
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