NNA(11月5日付)によると、ベカーア県バアルベック郡アルサール村郊外でシリア人活動家によって構成されるカラムーン・ウラマー委員会を狙った爆発が発生し、ウマル・ハラビー氏(副委員長)、アラー・バックール氏、アリー・ラシャク氏、ファウワーウ・ウラービー氏の4人のウラマーが死亡した。
カラムーン・ウラマー委員会委員長のウスマーン・マンスール氏は重傷を負った。
LBCI(11月5日付)は、爆発がオートバイに仕掛けられていた爆弾によるものだと報じる一方、AFP(11月5日付)は、自爆攻撃だと伝えた。
カラムーン・ウラマー委員会は、ベカーア県バアルベック郡アルサール村一帯のシリア人避難民への支援などを行う組織で、2014年8月にダーイシュ(イスラーム国)とシャームの民のヌスラ戦線からなる武装集団がレバノン軍・治安機関隊員を拉致した際は、解放に向けた交渉を仲介していた。
AFP, November 5, 2015、AP, November 5, 2015、ARA News, November 5, 2015、Champress, November 5, 2015、al-Hayat, November 6, 2015、Iraqi News, November 5, 2015、Kull-na Shuraka’, November 5, 2015LBCI, November 5, 2015、al-Mada Press, November 5, 2015、Naharnet, November 5, 2015、NNA, November 5, 2015、Reuters, November 5, 2015、SANA, November 5, 2015、UPI, November 5, 2015などをもとに作成。
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