アレッポ県、イドリブ県、ダマスカス郊外県でシリア軍とヌスラ戦線ら反体制派との戦闘続く(2015年11月17日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、カブターン・ジャバル村、カフルバスィーン村各所、ハイヤーン町をシリア軍が地対地ミサイルと思われる兵器で砲撃し、男性1人が死亡した。

またアレッポ市南部各所で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、アラブ系・アジア系外国人戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団との戦闘を続けるなか、戦闘機(所属不明)が同地を空爆した。

一方、SANA(11月17日付)によると、アレッポ市郊外での戦闘でヌールッディーン・ザンキー運動のハサン・マイーカ司令官、イスラーム自由旅団のアフマド・ムヒーッディーン・アムル司令官が死亡した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、マアッラト・ヌウマーン市東部郊外各所をシリア軍が地対地ミサイルで攻撃した。

地対地ミサイルと思われる砲弾は、ザーウィヤ山のジューズィーフ村にも着弾し、1人が死亡した。

シリア軍はまたフバイト村各所を砲撃し、女性1人が死亡、さらにロシア軍と思われる戦闘機がアブー・ズフール町一帯、ハーン・シャイフーン市、マルイヤーン村、アウラム・ジャウズ村を空爆し、10人以上が死亡した。

一方、シャームの民のヌスラ戦線が包囲を続けるシリア政府支配下のカファルヤー町に迫撃砲弾1発が着弾した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がジャウバル区各所を砲撃した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊が、ダマスカス・ヒムス街道(国際幹線道路)一帯で、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

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ダルアー県では、SANA(11月17日付)によると、タファス市でイスラーム・ムサンナー運動の拠点で製造中の爆弾が爆発し、戦闘員14人が死亡した。

AFP, November 17, 2015、AP, November 17, 2015、ARA News, November 17, 2015、Champress, November 17, 2015、al-Hayat, November 18, 2015、Iraqi News, November 17, 2015、Kull-na Shuraka’, November 17, 2015、al-Mada Press, November 17, 2015、Naharnet, November 17, 2015、NNA, November 17, 2015、Reuters, November 17, 2015、SANA, November 17, 2015、UPI, November 17, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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