シリアのバッシャール・アサド大統領は、イタリアのテレビ局RAIチャンネル(http://www.rai.tv/)のインタビューに応じ、ダーイシュ(イスラーム国)やアル=カーイダ系のシャームの民のヌスラ戦線といったテロリストの台頭や欧州での難民・移民問題の責任が欧米諸国の介入政策にあると批判した。
アサド大統領はまた、オーストリアのウィーンで進められている紛争解決に向けた米、ロシア、サウジアラビア、トルコ、イランなどによる協議(ウィーン・プロセス)に関して、テロ掃討が実現する前に、反体制派との和解プロセスに期限を設定しても無駄だと述べた。
13日のパリでの同時多発テロ以降、アサド大統領がメディアの取材に応じるのはこれが初めてで、インンタビューの映像および全文(アラビア語)はSANA(シリア・アラブ通信、映像:https://youtu.be/a609NyRI4ag、アラビア語全文:http://www.sana.sy/?p=299260)を通じて公開された。
インタビューにおけるアサド大統領の主な発言は以下の通り:http://bylines.news.yahoo.co.jp/aoyamahiroyuki/20151119-00051611/
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