ロシアのヴラジミール・プーチン大統領がイランを訪問し、イランの最高指導者アリー・ハーメネイー師と会見をした。
ハーメネイー師との会談は2時間におよび、『ハヤート』(11月24日付)などによると、対米政策、シリア紛争への対応などさまざまな問題について意見を交わした。
会談で、ハーメネイー師は、米国の対シリア政策似関して「彼らはシリアを掌握し、そのうえで地域全体に影響力を行使しようとしている」としたうえで、「ダーイシュ(イスラーム国)を含むテロ組織を直接、間接に支援している」と批判した。
これに対して、プーチン大統領は「我々は、一部の国が行うように自らのパートナーを裏切ることはしない。もし意見を異にしたとしても、我々は対話と通じて問題に対処する」としたうえで、「シリア問題の解決が政治的な選択、そしてシリア国民の意見を受け入れること以外によってはなし得ないと考えている。部隊者がこの権利に干渉したり、シリアジに解決策を押しつけることはできない」と述べた。
AFP, November 23, 2015、AP, November 23, 2015、ARA News, November 23, 2015、Champress, November 23, 2015、al-Hayat, November 24, 2015、Iraqi News, November 23, 2015、Kull-na Shuraka’, November 23, 2015、al-Mada Press, November 23, 2015、Naharnet, November 23, 2015、NNA, November 23, 2015、Reuters, November 23, 2015、SANA, November 23, 2015、UPI, November 23, 2015などをもとに作成。
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