AFP(11月23日付)などが伝えたところによると、フランス軍は、地中海のシリア沖に配備した原子力空母シャルル・ドゴールから、複数の戦闘爆撃機を発進させ、シリア領内のダーイシュ(イスラーム国)への空爆作戦を本格化させた。
空爆は、ロシア空軍との連携のもとに実施され、シリア領内の標的2カ所が破壊された。
シャルル・ドゴールはラファール戦闘機など26機を搭載し、18日にトゥーロン港からシリア沖に向かっていた。
同艦の展開により、ダーイシュに対するフランスの空爆能力は3倍に強化されたという。
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フランスのフランソワ・オランド大統領はパリでデヴィッド・キャメロン英首相と会談し、シリア領内でのダーイシュに対する空爆作戦などについて協議した。
会談後の記者会見で、キャメロン首相は、「英国はフランスなどとともに空爆を強化し…、情報共有も密にする」と述べ、キプロス領内の英軍基地の使用をフランス軍に認める考えを明らかにした。
AFP, November 23, 2015、AP, November 23, 2015、ARA News, November 23, 2015、Champress, November 23, 2015、al-Hayat, November 24, 2015、Iraqi News, November 23, 2015、Kull-na Shuraka’, November 23, 2015、al-Mada Press, November 23, 2015、Naharnet, November 23, 2015、NNA, November 23, 2015、Reuters, November 23, 2015、SANA, November 23, 2015、UPI, November 23, 2015などをもとに作成。
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